整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

少しの事で大きく変える事が出来るように

「職場へ向かう準備を進めたいと思います。」という感じで終えた昨日の投稿。

その後、仕事に向かった訳なのですが、ほんの少しだけ仕事をして家に帰ってきました。

職場に着いたのが9:30頃。

そこから約2時間ほど仕事をして帰りました。

2時間で出来る仕事...大した仕事をしたわけではありません。

月曜日に行う授業の準備をしたり

月曜日に配布するお便りを印刷したり

上の組織から指示があったアンケートに答えたり

さほど大きな何かをした訳でもないし、しなければならない事をたくさん片付ける事が出来たかというと、全くそんなことない感じです。

しかし、この少しの事をしに職場へ行ったことで、その後の過ごし方は大きく変わったように感じています。

しなければならない事、やった方が良い事はたくさん残っています。僕がなるべく抱えたくない「後回し」にしている事もたくさんある状況です。

でも、全ての事を片付けることは凄く難しい事で、ある程度抱えたくないと思っている「後回し」も抱えなくてはならないのが現状だと考えています。

ただ、その「後回し」も「収脳」することを意識しています。忘れる事のないように、頭の中のどこに置くのかを決め、その決めた定位置を把握するようにしているのです。

そういった事を多く抱えてしまうと、頭の中のモノの管理が出来なくなってしまうのだと思いますが、自分が抱える事が出来る範囲であれば、抱えることも止むを得ない事だと考えています。

大切なのは、自分が把握出来る量、コントロールすることの出来る量だけを「収脳」することが大切なのだと思います。

もちろん、そういった「後回し」にしている事はなるべく抱えたくないと考えてはいます。でも、その「後回し」を全て片付けるためには高い能力やたくさんの労力が必要になってきます。

その自分の能力や労力とのバランスを見ておくことも「心地良く過ごす」ためには必要になって来る事だと考えています。

そして、月曜日からの仕事を頑張るためには、休みの日にしっかり体を休め、英気を養っておくことも大切な事だと考えています。

土曜日や日曜日のほとんどの時間を仕事に使うことで、もしかしたら「後回し」をたくさん減らすことが出来るのかもしれません。

そして、そんな状態で月曜日を迎える事で楽に感じることもあるのかもしれませんが、疲れを感じてしまい、本来の自分の力を発揮することが出来ない場合もあるように思います。

土曜日、日曜日に「心地良い」と感じる時間が取れていることで、月曜日からも頑張ることが出来るのだろうし、月~金曜日までを乗り越える事が出来るのだと思います。

だから、休みの日の全ての時間を仕事に使うのではなく、ある程度はリフレッシュできる時間も確保すべきだと考えているのです。

土曜日、日曜日の時間の使い方が、その後の月~金曜日の時間の充実度を変える事に繋がるのです。そしてその月~金曜日の過ごし方が、次の土曜日、日曜日の過ごし方に大きな影響を与えるのだと思います。

全てが繋がっており、それを理解しておくことが、毎日の「心地良い暮らし」を実現させることに繋がるのだと思っています。

「休日は絶対に仕事には行かない!!」という考えを持っている人はたくさんいます。僕の周りにも数名そういう人がいますが、それを否定するわけではありません。

ただ、僕の場合は月~金曜日も仕事だけをして過ごしたいと思っている訳ではないのです。

朝早起きをして、大好きなコーヒーを飲みながらブログを書く時間も取りたいと思っているし、習慣化している腹筋をする時間も取りたいと思っています。

家に帰ってからも、大好きなお酒を飲みながら本を読んだり、何も考えず笑顔になれるテレビを見たりする時間も取りたいと思っています。

その時間を取るためには、ある程度休みの日に仕事をすることも「必要なコト」だと考えているのです。

「仕事の日は仕事、休みの日は休み。」となってしまうと、僕の場合は絶対、仕事のある日が心地良く過ごすことが出来ない状態になってしまうと考えているのです。

そして休みの日も、その疲れから充実した時間を過ごすことが出来ない事になると考えているのです。

だから、休みの日でも職場に向かい少しだけでも仕事をすることは、僕にとっては「必要なコト」なのです。

そして、仕事をする時はなるべくその仕事に向き合えるようにしています。他の事を考えず、仕事だけに集中できるようにします。

逆に、仕事をしていない時間であれば、その仕事以外の事に集中できるようにしています。「やるべき時はやって、楽しむときは楽しむ」といったメリハリを持てるように意識しているのです。

そして、そういったメリハリを持てるようにする環境を整えるのが、僕は「整理・収納」だと考えています。

やるべき事と向き合う時に、そのやるべき事だけに向き合える環境を整える事が出来るのが「整理・収納」です。

やろうとした時に、

目の前に関係ないモノがあったり...

頭の片隅に関係ないモノがあったり...

そういった状況であればあるほど、そのやるべき事に向き合う質は下がるだろうし、仕上がりの質も下がると思っています。

視覚から入る情報は大きなもので、そういった視覚からの刺激をいかに少なく出来るかが、取り組みの質を左右するモノになるのだと考えています。

だから、仕事をする時の机の上には必要のないモノは置かないようにしています。置くモノはその時に必要なモノだけにします。

食事をする時も、本を読むときも、テレビを見る時も、その時に必要のないモノを置かないようにしています。

そうすることでメリハリを持つことが出来るのだと考えています。

そしてそういったメリハリがある中での少しの事が、大きな効果を生み出すのだと思っています。

人は少しの事で大きく変わることが出来ると僕は考えています。

それは、ただ何となく少しの事を行えばいいという訳ではありません。

環境を整え、メリハリを持てている場合の少しの事に限って言えることです。

そのメリハリを持てる環境にするために「整理・収納」が大きな役割を果たしているのです。

取り組みの質、向き合う質を高める事で、仕上がりの質を上げることが出来ます。

その質を上げるために、少しの事で大きな効果を出せるように、「整理・収納」をこれからも大切にしていきたいと思っています。