整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

必要なモノだけを...

ぼくは基本、カバンは持ち歩かないようにしています。

なるべく持ち歩くモノは必要なモノだけにしたいと考えており、その必要なモノを入れるのにカバンは必要ないと考えているのです。

基本どこに行くのも手ぶらで出かけることが多いのです。

仕事のある平日も、お出かけをする休日も、

持ち歩くモノは...

  • 財布(鍵も入れています。)
  • スマホ
  • ハンカチ
  • 文庫本      の4点のみです。

入れるポケットの位置も決めており、

右ポケットには、財布

左ポケットには、スマホ

お尻のポケットには、ハンカチと文庫本

それぞれ定位置を決めており、必要な時にすぐに取り出せるようにしているのです。

何かをする際には、決められた場所からその時に必要なモノをすぐに取り出すことが出来、ストレスなく過ごす事が出来ているように思います。

でも、過去の僕はそんな感じではありませんでした。

企業に勤めていた時なんかは、カバンを持ち歩き、そのカバンの中にはたくさんのモノを入れていたように思います。

そのたくさんのモノの中には、不要なモノもたくさんあり、いつも「重たいな~。」なんて思いながらカバンを持ち歩いていました。

カバンがある事に無意識にストレスを抱えており、それは「重たい」という事だけが原因ではなかったように思います。

というのも、何かをする際には、いつもカバンの中から必要なモノを探しながら取り出していたように思います。

電車の切符を買う際には、「財布はどこだ...」なんて探す時間があったり、

家の鍵を開ける際には、「鍵はどこだ...」なんて探す時間があったり、

携帯電話のバイブがなっている時も、「携帯はどこだ、どこで鳴っているんだ...」

なんて事が多くあったように思います。

それが当たり前だったし、それが普通だと思っていましたが、心のどこかでそれをストレスに感じていたように思います。

カバンの中には必要なモノだけでなく、不要なモノがたくさんあったからです。

その不要なモノが、僕に無意識のストレスを与えていたのでした。

過去の僕はそんな事と向き合う事もなく、毎日不要なモノを持ち歩き、無意識にストレスを感じていたのでした。

精神衛生的にも良くなかっただろうし、何よりも時間的な無駄も多くあったように思います。

探しモノの時間も多くあっただろうし、無駄なモノが多い事で、準備にも多くの時間をかけていたように思います。

そして何よりも、多くのモノを持ち歩いていた事により、頭の中のモノも多くなっていたように思います。

それが一つ一つの行動の質を下げていたのだと思います。

何をしていても、集中力が欠けている状態だったし、

何をしていても、100%の状態で向き合う事が出来ていなかったのだと思います。

そんな状態では、良い成果を上げることなんて出来るわけもなく、成果が上がらない自分に不甲斐なさを感じることが多くあったのでした。

そしてそんな状態だったから、たくさんの時間の無駄も生み出していたように思います。

モノを多く持ち歩いていた事によって、無意識にストレスを感じていたし、質の低い事ばかりをしていたのでした。

「整理・収納」を通して、モノと向き合う事を行うようになり、身の回りは必要なモノだけにしようとする考えを持つ事が出来るようになってきました。

そしてそれは、家や職場で管理するモノだけでなく、持ち歩くモノにも意識を向けることが出来るようになってきました。

カバンを持ち歩かないのも、「必要なモノだけにする」という意識からしている事です。

必要なモノだけにする事で、身体的なストレスも減っているし、何よりも精神的なストレスも減っていると感じています。

探しモノの時間も劇的に減ったし、準備の時間も劇的に減りました。

そして何よりも、何かに取り組むときの質が劇的に高くなっているように思います。

どんな事もスムーズに進めることが出来、良い成果を上げることが出来るようになっていると感じています。

それはやはり、必要なモノだけを抱えている事で、頭の中も必要なモノだけにする事が出来ているからだと思っています。

カバンを持たないようにする事が大切なのではありません。

必要なモノだけにするという意識が大切なのです。

その結果、僕の場合はカバンは必要のないモノだったという事なのです。

これからも、自分にとって必要なモノは何なのか...。

そういった事と向き合い続けたいと思います。