整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

したいこと

僕は今、小学校で教師をしています。

大学を卒業後は7年間企業に勤め、営業を行っていましたが、たくさんの悩みを抱えた後、29歳の時に教員免許の取得を目指し、仕事を辞めました。

下の子が産まれたばかりであり、これからパートナーと2人の息子を養っていくためには、あり得ないタイミングで仕事を辞めたのですが、それでもその時は「辞める」という選択をしたのでした。

ただ「教師になりたい」という訳ではなく、色々な事に疲れていたのだと思います。

転職をし、慣れない顧客の相手や、慣れない同僚との付き合い、慣れない会社の文化に無理に適応しようとしていたのだと思います。

僕なりに、その会社や環境に適応しようと考えていたし、骨を埋めるつもりでもいました。

でも、自分を見失う事が怖かったし、自分らしく生きる事が出来ていない事に大きな不安を抱えていたのだと思います。

その時の僕は人としても最悪な人間だったと思うし、今思い返しても魅力的な人間ではなかったように思います。

損得勘定ばかりしていて、目上の人にはへこへこしてばかりだったし、そうでない人には偉そうな振る舞いをしていたように思います。

ストレスからか、謎の咳に悩まされている状況で、健康面もかなり不安定な状況でした。

体重も今より17kg程重く、毎日暴飲暴食を繰り返しており、あのまま生活を続けていたらきっと今はすごい事になっていたのではないかと思います。

そんな毎日が嫌だったし、そんな自分をすごく嫌だと感じていたのでした。

教師になったらそれを解決することが出来るのか...。

そんな訳はなく、仕事がどうこうではなかったように思います。

要は自分がどうなるかが大切だったのだろうし、自分をしっかり持てているのであれば、仕事なんか何でも良かったのだと思います。

ただ、前職のままの僕では100%解決することは出来ていなかったように思います。

色々追い込まれており、その時の社会の波に流されていたように思います。

その時の僕には、環境を変える事が必要だったのだろうし、それが無ければ恐らく流され続けていたように思います。

だから最悪のタイミングだったのかもしれないけれど、仕事を辞めて教師を目指すという選択をしたのでした。

明確な何かがあったかというとそうではないのかもしれないけれど、漠然とした考えを持ちながら大きな環境の変化を望んだのでした。

教師に転職して11年が経ちましたが、その選択に間違いはなかったと今思えています。

この11年間、それなりに自分らしさを持ちながら生きる事が出来てきたと思っています。

結局離婚して、家族を大切にする事は出来なかったのかもしれないけれど、それなりに後悔のない生き方をする事が出来てきたと思います。

前職と比べ、時間的な余裕を持つ事が出来ており、自分と向き合う時間をたくさん取る事が出来ました。

教師という仕事に慣れるまでは、それなりに悩みを抱えている時期もあったし、大変な時期もあったように思います。

それでも、自分を大きく見失う事もなかったし、自分が大切にしたいと思っている事を大切にする事も出来てきたように思っています。

それなりに満足の出来る11年間を過ごす事が出来てきました。

そんな僕でしたが、今の僕は少し様子が変わってきているような状態になっているのです。

チョットした焦りのような感情を抱えており、今のままではいけないのではないかと感じている状態にあるのです。

仕事に慣れてきたからなのか、今の普通の状態が良くないのではないかと思っているのです。

今の僕は普通に仕事をこなし、普通に問題なく毎日を送る事が出来ています。

普通の教師として毎日を過ごしているのです。

大きな問題を抱えることもなく、それなりに優等生の教師として過ごしているのです。

クラスにいる子どもたちも、それなりに楽しそうに学校に来てくれているし、

その保護者も担任である僕をそれなりに信頼し、それなりに満足している事だろうと思います。

そんな僕に対して、管理職である校長、教頭もそれなりに信頼している事だろうと思います。

一緒に学年を組んでいる年下の同僚も、それ以外の同僚たちもそれなりにリスペクトの気持ちを僕に持っているのではないかと思います。

それなりに優等生の教師として過ごしている今の僕...。

そんな僕ですが、少しそんな僕に焦りを感じており、もう少し違った何かを求めだしている状態にあるように思ったりしているのです。

別にスペシャルな存在を目指している訳ではないのかもしれないけれど、それでも今の「それなり」の状態からは一皮むけたいと思ったりもしている状態なのです。

では、どうしたら一皮むける事が出来るのか...。

一つの教科に特化した教師を目指すのか...。

大学に通い直し、もう一度「教師とは何なのか」という所から向き合い直すのか...。

外国にある日本人学校に出向し、特別な経験を積むべきなのか...。

色々なパターンがあるのかもしれないけれど、どれもしっくりこないように思ったりもします。

先程、スペシャルな存在を目指している訳ではないと書きましたが、実はそんなスペシャルな存在を目指している自分もいるのではないかと感じたりもしている自分もいるように思います。

誰も考えていない所から子どもたちと向き合い、それを子どもたちの力に変えていけるような、そんな教師を目指したいと考えたりしているのです。

では、そんな誰も考えていない所、誰も考えていない事というのは何なのか...。

もうすでに実践している人もいるようなのですが、それでもそこまで注目されていない事...。

それがやはり「整理・収納」だと考えているのです。

ただ単に身の回りをキレイに片付けるといった事だけではなく、思考の部分まで深く掘り下げていきたいと考えているのです。

まだまだ「整理・収納」に関しては深くまで突き詰める事は出来ていないのかもしれないけれど、1級の資格を取ってからはそれなりに「整理・収納」と向き合う事はしてきました。

それなりに自分の「整理・収納」を持つ事は出来てきているように思います。

今僕は一皮剥けたいと思っている訳で、一皮剥けるためには前に進む事が必要だと思っています。

ただ1級の資格を持っているだけではなく、この資格を、自分が持っている知識を存分に発揮する事が一皮剥ける事に繋がるのだと思います。

普通から一皮剥け、スペシャルな存在になるためには、今僕が大切にしている事や、「したい事」をしていく必要があるのだと思います。

そのために、もっと積極的な姿勢を持っていきたいと思ったりしています。