整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

気持ちが切れてしまう事により...。

気持ちが切れると、全ての行動の質が下がると思っています。

気持ちが切れる...

色んなパターンがあるように思います。

全ての力を出し切り、やり切って気持ちが切れる。言わば、完全燃焼ってな感じのパターンもあります。

大きな目標や夢に向かって、全てを出し切る。

僕の場合であれば、高校時代の部活...ラグビーがそんな感じだったように思います。

レギュラーになって全国大会に出場する。

そんな目標に向かって、3年間気持ちを切らす事なく頑張り切る事が出来ました。

レギュラーとして試合に出場する事はできましたが、全国大会には後一歩届かず、悔しい思いをした事を20年以上も前の事なのに今でも覚えています。

ただ、やり切ったという充実感もあり、何の後悔も抱える事なく、今の僕を支える大切な出来事になっているのです。

しかし、正直高校時代に頑張り過ぎたという事からも、軽い完全燃焼状態だった僕は、その後進学した大学では全くと言っていいほどラグビーに身が入らない状態になっていたのです。

全ての力を出し切り、やり切った気持ちを大きく抱えていた事からも、その後の取り組みの質は間違いなく低いものになっていたのでした。

そんなやり切った、完全燃焼状態から来る気持ちの切れ...。

ラグビーに関しては、間違いなくこのパターンに陥っていたように思います。

そして他にも、

期日が来たから気持ちが切れてしまったり、

「もう無理...」みたいな感じの、諦めの気持ちを持ってしまう事による気持ちの切れであったり、

様々なパターンがあるように思います。

今僕が働いている小学校では、そんな気持ちが切れてしまっている状態にいる子どもたちが結構な割合いるように思います。

教室でいつも通り過ごしているような感じですが、どこかフワフワしているような感じがするし、どこか集中力がないような感じがしています。

それは恐らく、先週末で終わった運動会が大きな影響を与えているのではないかと考えています。

大きな目標であった運動会...

その後大きな目標に対して、

やり切って、完全燃焼している子がいたり、

運動会がとりあえず終わった〜となっている子がいたり、

そんな感じで、気持ちが切れてしまっている子が結構いる状態になっているのです。

そんな子が多くいる状態はとても危険で、何か大きなトラブルを招いてしまう状況になっているのです。

気持ちが切れてしまっている事により、全ての取り組みの質が低くなってしまい、

そんな質の低い取り組みから、モンモンとした気持ちを抱えてしまう。

そしてそのモンモンがイライラに繋がってしまう...。

そんな状況を招いてしまうのです。

その結果、大きなトラブルを招いてしまう状況を作ってしまうのです。

僕たち教師は、今がそういった状態であるという事を知っておかないといけないし、そういった事があるという事を常に視野に入れておく必要があるのです。

それを怠ってしまう事により、余計なモノ•コトを抱えてしまう事に繋がるのだと思います。

例えば、クラスが荒れてしまったり、保護者からのクレームが多くなってしまったり...。

そしてそれは学校現場だけに言えることだけではなく、全ての組織でも同じ事が言えるのだと思います。

物事に対して気持ちが切れてしまう...。

その原因を少しでも把握しておく事が大切になるのだと思います。