整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

大きな決断

大きな決断をする時には、たくさんの負担が自分にのしかかって来ることになります。

その決断をするのに時間が掛かったり...

不安を抱えたり...

決断した後の事が心配になったり...

頭の中が、その決断しなければならない事で支配されるような感じになってしまいます。

そんな状態の自分は、何をしても手につかなくなり、取り組むべき事に100%の状態で向き合う事が出来なくなっている状態のように思います。

昨日の投稿の集中することに繋がる事でもありますが、頭の中に大きなモノを抱えてしまう事で、本来しなければならない事に支障をきたしてしまう状況になってしまいます。

朝起きてブログを書いていても、そのことを考えてしまっていたり...

仕事をしていても、そのことを考えてしまっていたり...

本を読んでいても、テレビを見ていても、そのことを考えてしまっていたり...

目の前にあることに100%で向き合う事が出来ていない状態になってしまいます。

僕は日々の「整理・収納」を意識して取り組み、それを「整理・収脳」に繋げるようにしています。

目の前にある、目に見えるモノを必要なモノだけにし、それを思考にも繋げるようにしています。

目の前からモノが減ることで、視覚的な刺激を減らす事ができ、それが心を落ち着ける事に繋がり、「心の余裕」を持つことが出来ます。

そういった「心の余裕」を持てることにより、本来しなければならない事や、自分が大切にしたい事が明確になり、シンプルに生きる事が出来るようになります。

頭の中に余計なモノを抱えず、しなければならない事に100%の状態で向き合う事が出来る。常にそういった状態に自分を置けるようにしたいと考えています。

「整理・収納」を意識的に取り組む事が出来ていることで、僕の思考はずいぶんシンプルになっていると思っています。

そして、生活もシンプルになっているようにも思っています。

朝決まった時間に起床し、家に帰る時間も大きくズレる事はありません。寝る時間も決まった時間に布団に入ることが出来ています。

人によっては「なんてつまらない生活だ!!」なんて思うかもしれませんが、僕にとっては今の生活が心地良いし、この生活をこれからも維持していきたいと考えているのです。

そんな今の生活を大切に出来ているのは、「整理・収納」が出来ているし、それを「整理・収脳」に繋げる事が出来ているからだと思います。

そんな僕ではありますが、大きな決断をするという事を抱えている時には、中々そのペースを守ることが出来なくなってしまっています。

目に見えるモノの「整理・収納」に関しては、いつも通りコントロールすることが出来ているように思います。

不要なモノを増やすことなく、定位置管理もしっかり行うことが出来ています。

問題は頭の中の「整理・収脳」です。

本来すべき時間にすべきことをしようとしても、大きな決断が頭の中を支配するようになっていす。

そういった状態では、本来しなければならない事の質が下がってしまいます。

そして、それはその事だけでなく、その後にしなければならない事にも悪い影響を与えてしまう事になってしまいます。

その負の連鎖が、自分の心地良い時間に悪影響を与えてしまい、自分の大切にしている生活が出来なくなってしまうようになります。

ここ最近の僕は、そんな負担を抱えながらの生活をしていました。

何をやっても集中することが出来ておらず、何をしても心ここに在らずの状態だったように思います。

そんな時の自分は何をしても質の低い事をしていただろうし、そんな状態で取り組んだモノの仕上がりの質は決して高いモノとは言えないモノだったように思います。

もちろん、失敗だらけだったわけでもないし、大きなトラブルがあったという訳ではありません。

ただ、100パーセント心地良い生活が出来ていたかと言うと、決してそんな状態ではなかったように思います。

先日、その大きな決断と決着をつける事が出来ました。

不安もあったし、心配もたくさんありましたが、いざ決断して見ると、時間が経つにつれ不安や心配は少しずつ解消されているように感じています。

人が抱える不安な事や心配な事と言うのは、思っているほど大きなモノでもないのかなと思ったりもします。

大きな決断と思っていたけど、それは意外と大きなモノではなく、意外と小さな決断だったのかもしれません。

そう考えると、ここ最近の僕は抱えなくていい負担を抱えていたことになるのだと思います。

自分の大切にしたい生活を犠牲にしながら、たくさんの抱えなくても良い負担を抱えていたことになるのです。

もったいない事をしていたなと思うとともに、自分の未熟さを改めて感じる事が出来たようにも思っています。

人が抱える不安や心配は、自分が思っているよりも小さいモノなのだと思います。

そう考えて物事と向き合う事は、僕が理想としている「肩の力を抜いて生きる」事にも繋がる事だと思います。

大きな決断と思ってしまう事に対しても、「大丈夫。」「何とかなる。」と肩の力を抜きながら考える事が出来る事で、その負担を早く解消することが出来るようになると思います。

それももしかしたら「整理」することなのかもしれません。

そして、そういった思考が「整理・収脳」に繋がるのかもしれません。

これからも大きな決断をしなければならないシチュエーションはたくさんあると思います。

そんな時に、大きな決断と考えるのではなく、小さい事と考え、肩の力を抜きながら、その決断と向き合いたいと思います。

その思考が、僕が毎日を心地良く暮らせる事に繋がると思っています。