毎日を心地良く過ごすために、自分の事を知ることは欠かす事の出来ない事だと考えています。
自分の好きな事を知ること、自分の求めている事を知ること、自分の生活スタイルを知ることが大切だと思っています。
誰かに憧れ、誰かの真似をするのではなく、本当に自分が必要としている事だけを知ることが大切なんだと思っています。
みんながしているから...
みんながそうだから...
そんな思考になると、本当の心地良い暮らしを手に入れることはできないだろうし、結局、いつまでも満足の出来る暮らしが出来ないように思います。
だから、自分は自分、他人は他人と思えることが大切だし、そう思えることで、本当の心地良い暮らしを手に入れる事が出来るのだと思います。
昨日の投稿で、今の僕に恋愛は必要ないと書きましたが、それも当てはまることで、今の僕は1人でいる事に対して何の後悔も不安も抱えていません。
むしろ、1人でいる事に心地良さを感じているし、幸せを感じながら毎日を過ごしています。
もちろん、2人の息子と一緒に暮らすことが出来ていない事に関しては寂しさを感じることもあるし、後ろめたさを感じることもあります。2人には本当に申し訳ない事をしてしまっていると思っています。
ただ、一緒にいることで悲しい思いをさせてしまう事もある訳で、良く考えた上での判断だったと考えています。大人の事情で申し訳ないと思っていますが...。
そんな僕ですが、恋愛が必要ないと思えたのは最近の事で、それまでは焦りや不安を抱えながら生活をしていました。
40歳を過ぎて1人暮らしが始まり、奥さんもいない、恋人もいない状況は、過去の僕が思い描いていた暮らしではないように思います。
家族とずっと一緒に暮らし、年老いてからは孫なんかも出来たりして、お盆や正月にはそんな家族が一同に集まる。そんな状況を漠然と思い描いていたように思います。
それが一般的だし、それが僕にとっても普通で、幸せな事なんだと思っていました。
もしかしたら、それが本当の幸せなんかもしれません。
でも現状はそうではなく、僕は1人で暮らしている訳で、色々な事情があって1人でいる事を選択したのです。
そして、その現状と自分なりに向き合うことを続けてきました。
僕にとって本当に必要な事は何なのか...
僕が求めていることは何なのか...
僕にとっての心地良い事は何なのか...
そういった事と向き合い続けることで、少しずつ自分の事が分かってきたし、自分を知ることが出来たように思っています。
僕は今の現状がとても心地良いと思えているし、今の状況でも十分幸せを感じる事が出来ています。
そして、寂しさを感じたり不安を感じることもあった僕が、自分は自分で良いんだと思えるようになったのは、自分を知ることが出来たからだと思えるようになってきました。
他人が幸せそうに見えたり、自分が不幸せに感じたりするのはきっと自分の事が良く分かっていないからだと思います。
自分のことを良く知り、自分が求めている事が分かり出すと、他人のことは気にならないようになります。
何よりも自分を大切に思うことができ、そんな自分を肯定的に思えてくるのだと思います。
自分は自分、他人は他人と思えることで、自分にとっての本当の心地良い暮らしを手に入れる事が出来るのだと思います。
そんな思考になれたのはモノが少なく、じっくり向き合える環境があるからだと思っています。
モノが少ない環境の中で、心を落ち着かせ、心に余裕を持ちながら過ごすことが出来ているから、じっくり自分と向き合うことが出来ているのだと思います。
僕が一番心を落ち着ける事が出来る場所は、今のところ今住んでいる家です。
モノが少ないだけではなく、必要なモノしか置かないようにしています。
生活をする中で、一つ一つのモノとじっくり向き合い、それが本当に必要なモノなのか、それを生かすことが出来ているのかを常に考える事を行ってきました。
モノには4つの領域があり、その中でも、モノを生かすことが出来ている「アクティブ領域」のモノを多く所有する事が出来ているように感じています。
すぐに使うことが出来るけどあまり使うことがない「スタンバイ領域」のモノや、使おうと思えば使えるけど、すぐに使うことが出来ない「プロパティ領域」のモノなどを極力減らすようにしてきました。
壊れていて使うことが出来ない「スクラップ領域」のモノに関しては特に意識して減らすようにしてきたように思います。
そして、そんな「整理・収納」を進めてきたことにより、僕の身の回りは必要なモノだけになっているように感じています。
そして、そういった「整理・収納」を進めることで、今まで以上に自分を知ることが出来るようになっていると感じています。
自分を知ることが出来たことで、僕は僕なりの幸せが分かるようになってきました。
それは、モノが少なく、落ち着いた環境だからこそ出来たことだと思っています。
そしてそういった事を通して、「整理・収納」の大きな力を知ることが出来ているように思っています。
僕が僕らしく生きるためには、自分の事を知ることは欠かすことの出来ない事だと思っています。
その自分の事を知るためには「整理・収納」は欠かす事の出来ない事だし、僕にとって大きな力となってくれているのです。
これからも自分を見失いそうになったり、自分が何をしたいのか分からなくなった時にこそ、「整理・収納」に立ち返るようにしていきたいと思っています。