一年ぶりにサンタクロースをして来ました。
我が家から息子が住んでいる家までは車で片道30分くらい。
往復で1時間程のサンタクロースの遠征になります。
昨年までは車がなかったので、バイクでの遠征になっていました。
昨年は雨が降っていたので、かなり辛い遠征だった事を覚えています。
雨ガッパを着て、雨風に打たれながらバイクでの移動...。
大阪の北の果てから、更に北の果てまでの遠征になり、街灯のない真っ暗な山道を寂しい気持ちで走っていたのを思い出します。
遠くの方から動物の鳴き声なんかも聞こえてきて、軽い恐怖の気持ちもあったような...。
そんな昨年と比べると、今年は車を使う事ができ、だいぶ楽にサンタクロースをする事が出来ました。
基本車は必要ないと考えている僕ではありますが、あればやっぱり使用頻度も高くなり、ついつい車に頼ってしまう自分がいるように思います。
頑張れば歩いて行けるところも「寒いから」や「早いし」なんて気持ちを抱えてしまい、車を使ってしまう自分。
そんな自分は結局は便利なモノに負けてしまっている自分なんだと思います。
自分のモノでもないのに、自分のモノのように使っている自分に、少しだけ残念な気持ちを抱えてしまっています。
車は一緒に暮らしている彼女のモノです。
「自由に使っていいよ♪」なんて言ってくれているし、僕が使っている事に何の不満も持っていないのだと思います。
それでも、僕がサンタクロースをする事に色々な気持ちを抱えているだろうし、無神経に使う事には腹も立てる事だろうと思います。
だから本当は今日のサンタクロースはバイクを使うべきだったのだろうし、もう少し彼女への配慮が必要だったのだと思います。
便利なモノに流されてしまい、本当に大切にすべき事が疎かになっているように思います。
便利なモノに魅了される自分ではなく、
大切な事を大切に出来る自分を目指したいと思っています。
本当に大切な事は何なのか...。
常に向き合える自分でいたいと思います。