自分の考えが全て正しいと思っている人とのコミュニケーションの取り方に、難しさを感じてしまいます。
特に込み入った話をしてしまうと最後...
絶対に考えを譲る事はないし、どこかこっちが考えている事を見下しているように感じになったりもします。
そして終いには、
「話を聞いてもらえない...。」
なんて思考になってしまい、話が平行線のまま終わりを迎えるのです。
本当に思うのは、僕は話を聞いていないのではなく、話している事が理解出来ていない、納得出来ていないだけなのです。
理解出来ないから、何度も聞いているし、
納得出来ないから、それを伝えているのです。
でもどうしてか、そんな僕は「話を聞かない人」というレッテルを貼られてしまい、どこか変わり者扱いをされているし、どこか頑固者扱いをされているのです。
そしてそんな僕は、どうやら下に見られているような感じになっているのです。
分かり合えないならとことん話すべきだと思うし、それでも分かり合えないならその人とは距離を取るべきだと僕は考えています。
「この人に分かってもらうのは無理だ。」と諦める勇気を持つ事も大切だろうし、
「色んな考え方の人がいるよね。」と開き直る事も大切だと思います。
無理に相手に合わせる事はせず、自分の思う事や、大切に考えている事を大切にする事こそ1番に考えるべきなのです。
そして大切な相手だったら尚更、自分の考えや納得出来ない事を伝え続ける事が大切なんだと思っています。
大切な人だからこそ関係を悪くしたくはないと思ってしまうかもしれないけれど、そこで臆病になってしまい、自分の考えを伝えない状況を作ってしまうと無理をしている状況を作ってしまうのだと思います。
どんな大切な人だとしても、理解出来なかったり、分からない事があるのであれば、とことんそれと向き合うべきだと思うし、そこから逃げてしまうとその人とのこれから先の関係に不安な気持ちを抱えてしまいます。
どうせどこかでそういったぶつかる事になるのだと思います。
長く一緒にいたい。
仲良くしていきたい。
そんな風に思うのであれば、上辺だけの付き合いではなく、とことん話し合って、とことん向き合うべきなのです。
それで分かり合えないのであれば、その人との関係はそんなもんなんだと思えばいいし、その人との関係に一線を引いておけばいいのだと思います。
それはもしかしたら凄く寂しい事なのかもしれないけれど、自分を大切にするためには、持っておかなければならない思考だと思っています。
そんな自分も、もしかしたら冒頭に書いた考えを譲らない人間なのかもしれません。
ただ僕は絶対に相手を見下したりはしたくないと考えています。
もちろん適当な事を話してばかりの人に対しては「もうええで...。」なんて見下してしまったりするのかもしれないけれど、
そうでない、しっかり物事と向き合っている人に対しては見下さない自分でいたいと思っています。
相手にも考えや思いがある。
そんな相手を尊重する謙虚な気持ちを持ちつつ、自分の考えや思いも大切に出来る自分でいたいと思っています。
そのために、とことん物事と向き合う姿勢を忘れないでいようと思います。