整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

引き際

今日で来年度に向けての会議が終わりました。

これで一旦、来年度の方向性が決まった感じです。

がしかし...

結果的に僕が提案した2つの案件は、ものの見事に「却下」されてしまいました。

「却下」

しばらくはこの言葉の呪縛に囚われてしまいそうなくらい、ダメージを受けてしまっているように思います。少しだけですが...。

時間を守るために、職員朝礼を職員終礼に変更する提案...却下。

無駄なきまりを無くし、本当に必要な事を大切にするための提案...却下。

「きゃっか」

「キャッカ」

「却下」

そして「KYAKKA」

とにかく僕の頭の中を「却下」という文字が大きく占めている状態になっています。

そんな傷つく事でもないのですが、それでも心のどこかに抱えてしまっている状態になっているのです。

組織で生きていくという事は、他者の意見を尊重しなければならないし、譲り合いながら1つの事に取り組まなければなりません。

そういった意味では、今回の僕は「引き際」は良かったのではないかと思っています。

前の職場には、自分の提案が通らなかったり、自分の思いが伝わらないと駄々をこね出す人が複数名いました。

自分の提案が通るまでいつまでもその話をしていたり、

自分の思いが伝わらないと、何度も同じ話をしたり、

自分の意見を押し通そうとする、いわゆる「引き際」の悪い人が何人もいたのです。

そんな職場で6年間も過ごしていた僕ですが、今回の件で分かったのが、そんな引き際の悪い人には染まっていなかったという事です。

自分の提案や思いが通るまで粘り続ける。

そんな人にはなっていなかったようです。

人はどんな場面でも、引き際を意識しておかないといけないだろうし、「ここっ!!」というところを見極めながら引かなければならないのだと思います。

それが出来ない人が、人に迷惑をかけるのだろうし、たくさんの負担を他の人にかけてしまう事になるのです。

今回僕は、自分なりの考えを提案しました。

結果的には「却下」されてしまったのですが、「引き際」だけは大切にする事が出来たように思っています。

周りの人の事を考え、周りの人の事も大切にする事が出来たのです。

思う事は色々あるけれど、「引き際」を大切に出来た事は、僕にとってはポジティブな事なのだと思います。

人にとって大切な「引き際」。

これからも大切にしていきたいと思っています。