整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

無駄だと思うきまり

最近、愚痴ばっか書いている気がします。

このブログが僕の愚痴三昧になるのはいささか問題に感じたりもしますが、それを自分の生活の改善に繋げれるのであれば良しとしておこうと考えている次第です。

だから書くからには、自分のプラスになるような思考に持っていけるようにしなければならないと思っているし、明るい気持ちで書き終えることが出来るようにしたいと思っています。

だから今日も「愚痴」を書こうと思います。

 

昨日に引き続き、今日も会議がありました。(ちなみに、今日で終わらなかったため、明日も行います...。)

昨日の会議では、時間を守る事が出来ないのであれば、職員朝礼を無くし、終礼にすべきだという提案を行いました。

子どもたちに「時間を守る」という規範を示していくための提案だと考えていました。

しかし、残念な事に「却下」されてしまったのです。

放課後は時間が取りにくい。

他にもしなければならない事がある。

そんな事ないはずなのに、納得せざるを得ない状況になってしまったのです。

まあ、いろんな価値観があるという事で納得しようとはしていますが...。

そんな僕でしたが、もう一つ提案している事があり、その提案が今日の会議の議題の1つに上げられていたのでした。

それが...

校内で着用する「名札」を無くそうという提案です。

子どもたちは学校に来たら名札をするきまりになっています。

校内の誰もがその子の名前を分かるようにするという事がねらいだそうです。

ただ、名札を着け忘れる子どもが大勢おり、名札を着用させる事が徹底出来ていないのが現状になっています。

廊下を歩いていても名札を着けていない子どもが大勢おり、何のための「きまり」なのかがわからない状態になっているのです。

結局僕の場合、名札をしていない子どもの名前を確認する際には、上靴の名前を見るようにしているのです。

上靴に名前が書いている...なのに名札を着用させて名前の確認が出来るようにする?

名札を着けるねらいは、名前が分かるようにする事です。

でも、名札なんか付けなくても名前を確認する事が出来るのです。

だって上靴に書いているから...。

であるならば、名札を着用させる意味がそもそも無いのでは無いかと思ったりもするのです。

ってか、転勤して来た昨年度からずっと思っていた事でした。

一応、きまりという事もあるので、子どもたちには名札を着用する事を徹底して指導してはいるのですが、正直僕はこの決まりは必要無いのではないかと思っているのです。

そんな気持ちで指導したとしても、どこか力が入らないのか、なかなか徹底させる事が出来ない状況で、であるならばそんな指導に力の入らないきまりは無くしてしまえば良いのではないかと思い、提案する事にしたのです。

今日までの2年間、きまりという事で一生懸命指導はしてきたのですが、正直苦しい状況にある事から、結構気合を入れて提案を行いました。

本当に必要な事や大切な事を、大切に出来るようにするために、無駄な事を無くしたいと考えた提案でした。

しかし、結果からいうと...

これまた却下という事になりました。

「マジか!?」

「本当にそれでええんか??」

正直、そんな気持ちを今抱えてしまっています。

「名札を着用する」というきまりを残す要因としては、

①緊急時に名前を分かるようにしておきたい。

②担任していない他の学年、クラスの子どもの名前も足元を見るのではなく、胸元を見て確認出来るようにしておきたい。

③名札くらい着ける事が出来るようにさせておきたい。

というのが上がっていました。

いろいろツッコミたいところ満載ですが、まず言いたいのが、

「やったら、今までも徹底しておけよ!!!」

に尽きます。

今の実態としては、少なく見積もっても半数近くの子どもたちが名札を着用する事が出来ていないように思います。(大袈裟ではなく。)

そんな状況の中...

「何が緊急時やねん!!」

「何が他の学年、クラスの子も名前を分かるようにしたいやねん!!」

「何が名札くらいやねん!!」

なんて思ってしまいます。

名札くらい着用させる事が出来ていなかったのに、何を今更それらしい理由を付けて無駄なきまりを残そうとしているのでしょうか。

僕はこの2年間「きまり」という事で、一生懸命守らせる指導を行なって来ました。

そして無駄なきまりという事を痛感したので、無くせるように提案を行ったのです。

本当に必要な事、大切な事を大切に出来るように、無駄な事を無くそうと提案したのです。

にも関わらず、今までしてこなかった事、出来なかった事を残そうとしている事に理解が出来ない状態になっているのです。

僕は無駄なモノやコトは抱えたくないと思っています。

人が抱える事の出来るモノやコトの量には限界があるからです。

抱えるモノやコトは厳選すべきだろうし、本当に必要なモノやコトだけを抱えるべきなのです。

それは、本当に必要なモノやコトを大切にするためには欠かす事の出来ない視点だと考えているし、そうしないと、どっちつかずになってしまうのです。

「名札を着用する」というきまりは必要なきまりなのでしょうか?

他の大切にしなければならない事の足枷にならないのでしょうか?

とりあえず、これまたいろんな価値観があるという事で、無理やり納得しようとは思っていますが、「何だかな〜...」なんて気持ちは抱えています。

本当は無駄な事だという事に気づいて欲しいな〜なんて思ったりもしている自分もいるように思います。

まっ、気持ちを切り替えて、明日から子どもたちが名札を着用しているのかどうかを楽しみにしておこうと思っています。

きっときちんと指導するのだろうな〜なんて意地悪な気持ちを抱えてしまっています。

この意地悪な気持ちも僕にとって不要なモノだと思ったりもするけれど...。