整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

モノの増え方

必要なモノだけに囲まれる生活。それは僕にとって心地よい生活です。

そのために僕はたくさんのモノを整理してきました。そして現在も本当に自分にとって必要なモノは何かを考え、更なる心地よい生活を目指しています。

整理とは「必要なモノだけにすること」だと私は考えています。

でもモノは必ず増えていいきます。

油断すると同じモノが何個もあったり、「なんじゃこれ!!」的なモノもいつの間にかあったり、人が普通に生活しているとモノは自然に増えていきます。

モノが増えるパターンにはいくつかあって、

 ①本当に必要だから増えるパターン

 ②ストック(洗剤やシャンプーなど)で増えるパターン

 ③物欲からくる衝動買いにより増えるパターン

 ④ただで貰えるから増えるパターン

①は必要なモノです。よく考えた結果必要であれば増えても構わないと思います。ただ、増えたことで心地よくなくなるのであれば、全ての所有しているモノを見直し整理をする必要があると思います。

②に関しては、僕は基本モノのストックは必要ないと考えています。それは自分の持ち物の「総量」を把握することが心地よい生活に繋がるからだと考えているからです。「モノの総量」に関する僕の考えはまた後日投稿したいと思いますが、この先、必要になるモノ(ストック)でもモノが増えると総量が把握できなくなり、心地よい生活ができなくなる恐れがあります。(またじっくりお伝えさせて頂きます・・・。)

③に関しては僕のような愚かで浅はかな自分に弱い人間にはなかなかの強敵だと思います。洋服屋でセールなんかを見かけるとついつい運命の出会いとか勝手に思い込んで買ってしまったり・・コンビニで対して興味のないキャラクターの付録がついた飲料や卵型のチョコレートを買ってしまったり・・・結果後悔している自分がいます。

だから僕は③を防ぐために財布の整理を行いました。完璧に防ぐことはできていないかもしれませんが、③のパターンにより増えることはだいぶ減ってきたように思います。

そして最後の④ただで貰えるパターンには、駅前で貰えるポケットティッシュ粗品で貰えるサランラップや最近であればマスクなどです。僕はこの④は結構厄介なパターンだと思っています。先日もバス停でバスを待っていると、人の好さそうな小太りな中年のバス会社の男性が「いつもありがとうございます」と微笑みながらポケットティッシュを配っていました。自分の番になり「ありがとうございます」と言いながら受け取っていました。気持ちは本当に嬉しいです。でも正直、急にティッシュが必要になることは僕はあまりありません。自宅にも職場にもティッシュは常備しているし、外出中に鼻をかむことって僕はそんなにないです。結果、貰ったポケットティッシュはカバンの奥のほうに入っていき、気づいたらカバンの奥の方でぐにゃっとかわいそうな形になっていることが多いです。そう思いカバンから出し、職場のデスクの引き出しに入れていても何年も使われない状態で保管されているだけというパターンになってしまいます。他にもただでもらえるモノって絶妙に今必要でないものが多い気がします。③のパターンにもつながりますが、基本ストックも必要ないと思っている僕なので「ただ」という誘惑はなかなか厄介な存在です。

心地よい生活のためモノを増やしたくない中年男子と「ただ」という魅力をまとった粗品嬢との戦いです。

まだまだ未熟な駆け出しの整理収納アドバイザーの僕にとってなかなか強敵ですが、このブログを更新することで少しずつ自分の思考も整理され魅了されずに済みそうです。

心地よい生活のために整理する。そしてその整理の中には「増えるモノ」をコントロールすることも含まれます。

「モノが増えたな~」「心地よくないな~」と感じた時には一度自分のモノの増え方を見直してみませんか。

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缶コーヒーについていた悟空たち。本当に必要なのだろうか・・・