月曜日の夜ライブに行ってきました。
最近好きになったアーティスと言うこともあり、すごく楽しみにしていたライブでした。
コロナ禍になってから様々な場面で我慢を強いられいたことから、こういった娯楽も久しぶりだな~と思います...
とか言ってますが、僕はもともと外にはあまり出歩かない方だし、久しぶりのライブと言っても、過去頻繁に行っていたわけではなく、たまたま運よくチケットが手に入ったから行ってきただけです。だから感慨深いわけでも何でもありません。
そして、過去に数回ライブに行ったことはあったのですが、いつも思っていたことがあります。
それは..「立って聴く」ことです。
どうしてみんな立って聴くのでしょうか?始まるまで座って談笑なんかしていたのに、曲が始まった途端、ほぼ全員が義務感があるように無言で立ち上がる。
まだノリの良い曲は分かります。一緒にジャンプしながら、手拍子をしながら聴いたり、歌ったりしながら気持ちを一つにする。それを通して音楽を楽しむのはまだ分かります。
でも、バラードの時はどうなんでしょうか?しっとり、うっとり聞きたい場合は座って聞く方が落ち着いて聞けるように思うのは僕だけでしょうか...。
特に昨日行ったライブではまだまだコロナ禍を意識した中での開催でした。マスク着用、ジャンプ禁止、もちろん大声を出しての声援も禁止でした。更に2組いるアーティストの1組はバラードを中心に歌うアーティストでした。
コロナ禍でのライブ。どこかで、座ってゆっくり聴けるのかなと期待している自分がいました。
しかしそんな中、曲が始まった途端、前の方からぞろぞろ立ちだす。そして手拍子が始まりました。やっぱりか・・・。
座ってても出来なくないですか?そして前の人が立つからその後ろも、そしてその後ろもってなっていませんか。
僕の席は1階の後ろから2番目でした。僕はぎりぎり前の人の頭の間からでもアーティストの歌っている姿は見えましたが、隣で手拍子をしながら聴いていた女性はほとんど見えていなかったように思います。
そして、僕のすぐ後方には少し高くなっているスペースがあり、そこは恐らく関係者の方々が座る席でした。そして、そこの席には普段僕が聞いているラジオ局のDJの方々が座っていました。(中々の面々でした。ひそかに一人テンション上がっていました。)
そして、曲の間にふと後ろを見てみると、なんと..「座って聴いている」ではありませんか。
なんというか、落ち着いて、じっくりライブを、そして音楽を楽しんでいるように見えました。
次の日のラジオで、あるDJは「いや~。盛り上がりましたね~。」なんて言っていましたが、盛り上がっていたのはそのDJの方ではなく、その前にいる他の観客たちです。心の中では盛り上がっていたのかもしれませんが...。
音楽には色々な楽しみ方があるのだなと久しぶりに行ったライブで再び感じることが出来ました。
そして、生の歌声は本当に迫力があるし、そこに感動があるのも確かだったように思っている自分もいます。行って良かったな~とも思っています。
また機会があれば是非ライブに行ってみたいと思います。
でも座ってゆっくり聞きたいなあとも思っています...。