先日、ネットで興味深いニュースを目にしました。
それは「そうですねはいらない!!」です。
新しく日本ハムファイターズの監督に就任した新庄監督が選手に向けて発した言葉です。
僕もずっと気になっていたスポーツ選手がインタビューを受けた際に多く使用する「そうですね。」確かに様々なスポーツで多くの選手が連発している言葉だと思います。
「絶対に負けられない試合、今日の勝利の意味は?」に対して第一声は「そうですね。」
「調子の上がらないチーム状況の中での勝利。今後期待できそうですね。」に対しての第一声は「そうですね。」
選手は本当に共感して「そうですね。」と言っているのでしょうか。
新庄監督のこの発言の本心は僕には分かりませんが、僕は何となく新庄監督の思っていることには共感できるような気もします。
新庄監督のこの発言に対するコメントは「自分の思ったことを素直に話せばいいだけ。いいことをしゃべろうとか思っちゃだめだよ。」です。
確かに「そうですね。」と前置きするだけでなんだかかっこいいし、知的なイメージを持たれるかもしれません。でもそれは印象であって、その後に話す内容が伴っていなとダメなように思います。
僕はスポーツ選手は子どもたちに憧れられる存在だと思っています。また、子どもたちだけでなく社会の荒波に揉まれている悩める大人たちにも元気や夢を与えることが出来る存在だと思っています。
だからこそ、スポーツ選手の発言やインタビューでの受け答えの質は高めていくべきだと思っています...いや、違います。高めるべきというか高めて欲しいといと思っています。
僕は「整理・収納」を大切に思っているし、もっとそれが広まればいいなと思っています。
それは社会で働く人だけでなく、主婦や学生に対してもそうです。
そして、スポーツを主戦場にしている人たちにも大切にしてもらいたいと考えています。
だから、スポーツ選手も常に「整理・収納」が行われている状況にすることで「整理・収脳」が行われ、インタビューされたときにもその内容に対して適切に答えることが出来るようになってほしいと思っています。
様々な人に対して影響力のあるスポーツ選手だからこそ出来て欲しいという願いを持っています。
新庄監督が変えたいのはそういったところではないでしょうか。
常に野球と向き合い、野球に対しての持論を持てる選手を育てたい。
現に、新庄監督は「2軍の選手を育てチームを強化していきたい」というコメントもしています。
インタビューされたときに自分の考えを堂々と話すことが出来る、そんな「整理・収脳」」が出来た選手を育て、チームを強くしていきたいと新庄監督は考えているのではないでしょうか。
小さなことからチームを変えようとする新庄監督。
新庄監督の本心は僕には分かりませんが、来シーズンの日本ハムファイターズの巻き返しが今から気になっているおじさんです...。そんなに野球を見ることはありませんが...。