整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

勝ち続けることの大切さ

「勝ち続ける強さ」に憧れる自分がいます。(40歳のおじさんでもです。)

それは誰かと競い合う勝負の世界だけでなく、自分に対しても当てはまることだと思っています。

何を持って「勝ち」なのかは人によって違うだろうし、自分に対しての「勝ち」の捉え方はそれぞれでいいと思っています。

ただ、思い込みで「勝ち」と考えるのは少し違っていて、本当に心の底から「勝ち」と思えるものがそれにふさわしいものだと思います。

僕は学生時代のほとんどの時間スポーツをして過ごしてきました。高校も大学もスポーツ推薦で進学したくらいです。

だからこそ勝負の世界で「勝ち続ける」ことの難しさが分かるし、それを出来ることが本当にすごいことだと思っています。

高校1年生の夏合宿。当時はほとんどのラグビー部が夏になると長野県菅平高原で合宿を行います。そこで全国の強豪チームと練習試合を行うのですが、僕が所属していた高校は割と早い段階でチームを仕上げていたということもあり、全国の強豪チームにも負けない強さがありました。

正月の全国大会で見る名門チーム相手に堂々と試合をし、勝ち続けていく先輩たちの姿を見て憧れの気持ちを持ったことを今でも覚えています。

結局、その年は最後まで勝ち続けることは出来ませんでしたが、勝ち続けることによって得られるものが多いことをこの時に教えられたように思います。

勝つことによって得られるもの。たくさんあると思いますが、一番は「自信」だと思います。

一生懸命練習したり、一つの事にとことん取り組んだりする中での結果は僕は大切だと思っています。その練習や取り組みが間違っていないということが分かるためには結果が最も分かりやすいからです。そしてその結果と言うのが「勝つ」ことだと思います。

だから、勝ち続けることによって「自信」が付き、「これでいいんだ!!」と思える良いサイクルに乗れるようになるのだと思っています。

もしかしたら、その「自信」が仇となり、進むべき道が大きく反れていくこともあるのかもしれません。気づいたら手遅れなんてこともあるのかもしれません。

だから、勝ち続ける中で進んでいる道を見直す視点も持ち合わせておかなければならないとは思いますが、やはり勝ちから得られる「自信」は大きいと思います。

では、勝負の世界ではない自分の中での勝ち負けはどうなんでしょうか。

勝負の世界では勝ち負けが白黒はっきり分かる結果があります。でも自分の中での勝ち負けはどう判断すればよいのか。

もちろん、人によっての勝ち負けの基準は違うだろうし、相手がいる勝負ごとのように白黒はっきりしないグレーゾーンがたくさんあるのが自分の中での勝ち負けのように思います。

嘘をつこうと思えばいくらでも嘘がつける。言ってみれば満足していないのに満足していると言いくるめられるのも自分の中でのことのように思います。

でもそれだと目指すものにはたどり着けないように思います。

僕は毎日を心地よく暮らしたいと思っています。そして、それに向かい合うことを習慣化しています。

毎日その目的に向けて、早寝早起きをしたり整理・収納をしたりして自分の中の勝負に挑んでいるような感じです。

習慣化しているとは言え、疲れていて朝起きれなくなりそうな時もあります。モノを定位置に戻すことが面倒になることもあります。洗い物を後回しにしたくなる時もあります。ついついきれいなお姉さんがいる店に行きたくなることもあります。

でも、そんなときにこそ自分の中の「勝ち」を意識して踏ん張ることがあります。

踏ん張れば踏ん張るほど弱い自分に打ち勝つことができ、それが「自信」に繋がっていくように思います。

誘惑に負けなかった自分。疲れた自分に負けなかった自分。明日の自分を大切に出来た自分。全てが弱い自分に打ち勝つことが出来た自分です。そしてそれが「勝てた」という自信に繋がります。

一つ一つの「勝ち」は小さなモノかもしれませんが、それが積もっていくと大きな自信になるように思います。

高校時代に強かった先輩たちが相手チームに勝ち続けていたように、40歳になった僕も自分に勝ち続ける強さを身につけたいと思っています。

弱い自分だからこそ、小さな勝ちを続けることで自信をつけていきたいと思います。

そして、心地よい毎日の暮らしを勝ち取りたいと思います。