僕はどんなことでも全力になれる人に魅力を感じます。
そして、そんな人を目指したいと思っています。
好きなことに対して夢中になれたり、頑張ることは誰にだって出来るように思います。
大して気持ちののらないことや、やりたくないことに対しても全力、あるいはそれに近い労力を発揮できるかどうかでその人の真価が問われるようになると思います。
僕は学生時代、勉強をすることがほぼありませんでした。それは「嫌」だったからです。「楽しい」と思えなかったからです。
中学2年生の終盤に「このままではやばい。高校に進学できない...」という焦りから「やらないと。」という気持ちに少しだけなったことはあります。
しかしその焦りも、3年生の夏休み頃にはラグビーでの進学が決まったことからあっけなくなくなってしまいます。
高校も大学もラグビーをしていたらそれで良いという僕にとっては最高の環境でした。好きなことだけに打ち込める環境だったのです。
でもその環境は、たくさんの大人の努力の上に成り立っていたのだろうと思います。まともに勉強をしようとしない僕に対してたくさんの大人がフォローしていたことだろうと思います。また、両親にたくさんの部費や合宿費を払ってもらっていたから成り立っていたのだと思います。
嫌だから、楽しくないからという理由から、僕には「ラグビーだけ」という環境しかなかったのです。
「一つのことを長く続けることは中々できないこと。すごいよ。」なんてことも言われたこともあるように思いますが、ただ単に嫌なことから逃げていただけのように思います。すごくなんかありません。
きっと普通に受験をし、普通に勉強をしながら部活をしたりしている学生の方が嫌なことでも頑張っているだろうし、自立もしているだろうと思います。
僕があと少しだけでも勉強をしていたら、たくさんの大人を振り回すことなんてなかったように思います。
そんなことも分からずに「俺はラグビーで食べていくんだ!!」なんて考えていたことが今思えば情けなく感じます。
長々と僕の経験談を書きましたが、今だから思えることかもしれませんが、こういったことからどんなことでも全力になれる人に僕は魅力を感じています。
僕のように一つのことに一生懸命になった人にも得たことはあるだろうし、少なからず魅力はあるのかもしれませんが、どんなことでも全力で取り組む経験を積んできた人には質の違う魅力があるように思います。
今僕がしている仕事でもしたくない仕事は山のようにあります。
でも、したくない事だからしないという考えを持っていたら、そのしわ寄せは他の誰かに向いていくようになります。そんな人だらけの組織は組織として成り立たないように思います。
以前の僕は自分がしないことを誰かに擦り付けていただけでした。だから人として半人前だっただろうし、人として自立していなかったのだと思います。
今の僕が自立した一人前の大人かと言われると、大きく首を縦に振ることが出来ないように思います。
でも、どんなことにも全力になれる自分を目指したいとは思えるようになってきました。だから、基本どんな仕事でも「頑張ります!!」と気持ちよく返事することを心掛けています。
40歳を過ぎてからの僕は、たくさんのことに気付き、成長していこうと思えるようになりました。それはこのブログを始めて「整理・収納」とじっくり向き合えているからです。
これからもどんなことでも全力になれる人を目指すために、日々の「整理・収納」と「整理・収納」に対する僕の考えをこのブログに書いていきたいと思います。
そして、魅力的な自分になっていきたいと思います。