整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

卒業式に乗せたい少しの気持ち

今日は卒業式です。

6年前に入学してきた小さかった子どもたちが旅立っていく日です。

旅立つといっても小学校に通わなくなるだけで、住む家も変わらないし、ほぼ同じメンバーで校区の中学校に通うことになるだけの話なのですが...。

ただ、小さい頃から6年間も通い続けた小学校に、毎日通うことが無くなるというのは、子どもたちにとっては大きな出来事であり、大きな変化になるように思います。

色々なことに思いを馳せたり、考えが持てるようになってきた子どもたち。きっと様々な思いを持って今日という日を迎えるのだと思います。

それは子どもたちだけでなく親も同じで、小さかった子どもたちの立派に成長した姿を見て感動したり、涙を流したりするのだと思います。

僕の息子も同じ6年生。息子が通っている学校は小中一貫校ということもあり、6年生での卒業式はありません。9年生で卒業式を迎えるため、息子にとっては6年生を終えることは、例年と同じで学年が一つ上がるだけのものです。

同じ6年生なのに大きく違うものだなと感じるとともに、環境によって子どもたちの考えや習慣も大きく変わるのだなと思ったりもします。

今日卒業式を迎える6年生ですが、僕はこの6年生が1年生の時に担任をしていました。初めての1年生の担任ということもあり、子どもたちと同じで、何も分からない状態で1年間を一緒に過ごしました。

ピカピカのランドセルを持って、キラキラした顔で教室にいた可愛かった子どもたちがもう卒業式を迎えるなんて、時が経つのは早いものだなと思います。

6年前は出来ないことがたくさんありました。

掃除の時、机を2人で運んでいた子どもたち。今は1人で軽々運べるようになっています。

揚げパンを食べると口の周りやエプロンがきな粉まみれになっていた子どもたち。今はそんなに汚すことなくきれいに食べることが出来るようになっています。

体育の着替えでは手助けが必要だった子どもたち。今は誰の手助けも必要ありません。むしろ、着替えの際は廊下で待たされたりしています。

6年間たくさんの姿を見せてくれた子どもたち。きっと今日の卒業式は感動するだろうし、もしかすると涙も出るのかもしれません。

そして、僕自身も今年で現在勤務している学校での勤めが終わりになります。

そして、今日次の勤務先の内示が出る予定になっています。

たくさんのことがあった今の勤務校。良いこともあったし、悪いこともありました。

思い残していることもあるし、やり切ったこともたくさんああります。

色々な思いはありますが、そろそろ次の勤務先に向けての準備を進めていかないといけません。

今日の内示を受けることをきっかけにして、その準備を始めていこうと思います。

僕にとって大きな節目になる今年。この節目をきっかけに、大きな「整理・収納」も行いたいと思います。

そして、今日卒業する子どもたちと一緒に気持ちよく新天地でのスタートを切れるようにしたいと思います。

今日の卒業式はそんな気持ちも少し乗せて、子どもたちを送り出したいと思います。