整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

消費欲求

昨日、一昨日と暖かい日が続いています。

外に出ると半そで姿の人もいるくらいで、いい季節の到来だな~なんて思ったりしています。

そんな暖かくなってくるこの季節。何故か僕の中にある、ある欲求が高まっていきます。暖かくなるこの時期と秋の気温が少し低くなって来る時期に高まる欲求です。

僕だけなのでしょうか、その高まる欲求というのが「消費欲求」です。

何故かこの暖かくなる時期に高まる欲求で、このことに気付いたのは5年ほど前だったように思います。

気持ちが落ち着くからでしょうか、温かくなることで気持ちが大らかになるからでしょうか、とにかくこの春の時期に僕は毎年間違いなく「消費欲求」が高まる状況に陥ります。

「欲求」とは、欲しがり求めることやある物を得たいと強く思うことです。

「消費欲求」という言葉の使い方が正しいかどうかわかりませんが、この時期あるモノが欲しいとかこれを買いたいという明確な何かがあるわけでもなく、ただただ「何かが欲しい」という欲求に襲われる状態になっています。

ただただ消費したい。そんなやばい...いや..激的にやばい、「激ヤバ」な状態になっています。

恐らく、そんな状態の中で消費してしまうと後で大きな後悔を抱えてしまう。ということも理解しています。でも、一人でボーっとする時間がある時に考えているのは「何か消費したい...」といった事ばかりのように思います。

パターンは色々で、食べ物、衣類、雑貨、本、外食、キレイなお姉さんがいるお店などなどです。(最後のが一番かも...)

昨日もそんなことを考える時間がたくさんあったように思います。

気付いたときにはスマホで様々なサイトにアクセスし、調べている自分に恐怖を感じたりもしています。

僕は心理学者でもないし、心理学の勉強をしている訳でもないので詳しくは分かりかねますが、絶対この時期に高まる「消費欲求」と何かの心理には大きな関係があるように思っています。

という状態の僕でありますが、この「消費欲求」を抑え、無駄な消費を減らすことは出来ないかと考えている状態でもあります。

それは「整理・収納アドバイザー」としての立場での考えです。

「整理・収納」を意識的に取り組み、進めていく中で無駄な消費を減らし、無駄なモノの流入を防ぐことの良さをたくさん実感してきました。

モノが少なく落ち着いた環境の中で暮らすことで自分にとっての「心地良い暮らし」が実現できます。

また、自分にとって「本当に必要なモノは何か」ということと向き合うことで、無駄な消費を減らすことにも繋がり、経済的な効果も実感することが出来てきています。

僕には二人息子がいますが、成長期の二人の息子。これからたくさんのモノが必要になります。また、数年先には進学も控えており、まとまったお金が必要になることも分かっています。

つい最近サンタさんに貰ったカッコいい自転車もすでにサイズが小さくなっているようで、5月の誕生日には自転車が欲しいとのことです。トホホ...です。

そんな状態の中、少しでも貯金していくことが今の僕には必要であり、どのように貯金をしていくのかが大きな課題になっています。

ということから、「消費欲求」の高まるこの時期をどのように切り抜けるのかはとても重要なことであり、今後の僕の「整理・収納アドバイザー」としての生き方を左右するものだと考えています。

モノを増やさない事の良さや無駄なモノを購入しないことの良さについては「整理・収納」を進める中で実感は出来てきました。

でも人は弱い生き物で、社会で生きていく中で様々な刺激を受けるとともに、たくさんのストレスを受けながら生活しています。

そういった社会で生きていく中では欲求解消やストレス解消が消費に向いてしまうように思います。

もしかしたらこの時期の「消費欲求」は、新しいスタートの時期にある「焦り」が大きく関係しているのかもしれません。「焦り」が自分に大きなストレスを与え、そのストレスが「消費欲求」に繋がっているのかもしれません。

そんなことを考えていると、やはり「20%の余裕」はとても重要で、「消費欲求」のこの時期を乗り越えるための大きなポイントになるように思ったりもします。

昨日は結局、無理やり自分の欲求を押さえつけることで、なんとか何も消費することなく乗り切ることが出来ました。

でも、無理やり抑え込む方法では長続きもしないだろうし、今後大きな反動が自分を襲う恐れもあるように思います。そして何よりも自分の事を大切に出来ていないようにも思います。

しばし、この時期特有の「消費欲求」と向き合おうと思います。

そして、その向き合うことを通して、人として一皮むけたいと思います。