整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

消費して「整理」

昨日は家に何も持ち帰ることなく一日を過ごすことが出来ました。

仕事帰りにスーパーに寄って晩酌用のお惣菜でも買おうかとか考えましたが、冷蔵庫の中に食材があることを思い出し、スーパーに寄らずに帰ることを決めました。

僕は食材に関しては捨てて「整理」するのではなく、消費して「整理」することを徹底しています。

それはただ単に食材がもったいないとか、食材を大切に考えるという事だけでなく、自分が持っている食材の量を把握しておくという事を大切にしたいという思いからしていることでもあります。

たくさん買い込んでしまい、腐らして捨ててしまう...。

それは食材や生産者に対してのリスペクトの気持ちに欠けることだろうし、何よりも自分の所有しているモノの量を把握できていないことにも繋がります。

食材も自分が所有しているモノの一つです。僕は自分が所有する全てのモノの量を常に把握しておきたいと考えています。そして、自分にとって必要なモノが何なのか、何故それが必要なのかということと常に向き合えるようにしたいと考えています。それが僕にとっての「心地良い暮らし」に繋がることと考えているからです。

だから食材は食べることが出来る分だけ、消費出来る分だけを買うようにしているのです。

帰りのバスの中で冷蔵庫の中の食材を思い出します。昨日であれば、白菜、餃子、豚肉、たまねぎ、しめじがありました。料理が得意でない僕でもそれだけの食材があれば水炊きくらいは作れます。そして、最近ハマっている「聖護院かぶらのもみじおろしぽん酢」があることを思い出し、テンションも上がってしまいます。

家に着き、シャワーを浴びる前に土鍋に昆布を入れ出汁を取ります。「朝からしておいたら良かったな~。」とか思ったりもしますが、そこはあまり深く考えないようにします。

そしてシャワーを浴びた後に土鍋に火をかけながら野菜を切っていきます。

なるべく洗い物を減らすことを考え、鍋に入れる順番で野菜を切り、ざるに入れていきます。きれいに洗ったモノから土鍋にインです。

たまねぎ→白菜のかたい部分→白菜の葉の部分→しめじ→餃子→豚肉の順番です。

そして使わなくなったモノは鍋に火をかけながら片づけていきます。食べ終わった後でまとめて片づけることにしてしまうと気持ちよく食べることが出来ません。やるべきことはなるべく出来る時に「整理」するが僕の考えです。

そして、サッカーのキックオフの時間とほぼ同時に鍋の準備が完了しました。

残念なことに日本代表は負けてしまいましたが、平日の夜に鍋を食べながら大好きなお酒を飲み、サッカーの試合を見る。僕にとっての「心地良い時間」です。

何となく過ごしていて出来ている「心地良い時間」ではないように思います。

常に「整理・収納」を意識しているから出来ていることであり、常に「整理・収納」と「整理・収脳」を繋げて考えているから出来ていることのように思います。

冷蔵庫の中の食材の量を常に把握できる量にしています。そして、バスの中や歩いている時には帰ってからすることを常にシュミレーションしています。

「家に帰ったらシャワーを浴びる前に鍋に昆布を入れておこう。」や「ドライヤーする前に鍋に火をかけておこう。」、「たまねぎに火を通している間にガスコンロを出しておこう。」などのような感じで常にスムーズに物事を運べるように考えながら行動しています。

それは帰ってからの行動だけでなく、日々過ごす全ての物事でも同じようにしています。仕事でも常にシュミレーションをしながら行動をしています。それが「心の余裕」に繋がっているのかもしれません。それがモノを増やさないことに繋がっているのかもしれません。

そんな時間を過ごすことが出来ていました。そして、モノを一つも増やすこともなく過ごすことが出来たと充実感を抱えながら鍋を食べていると...「ピンポーン♪」...荷物が届きました。

梅雨入り間近という事もあり、先日ネットで購入していたレインブーツが届いたのです。

よく考えて購入したモノではありますが、「このタイミングで届くんかい!!」とか思いながら段ボールのふたを開けます。空き段ボールもモノです。中には緩衝材というモノも入っています。領収証も入っています。そしてお目当てのレインブーツも入っています。

モノを増やさないようにする...中々難しいことだなと思う夜になりました。