どんな人に対しても丁寧に関わることを大切にしようと考えています。
その気持ちは言葉遣いに表れると思っています。
自分より年上の人にはもちろんですが、自分よりも年下の若い世代の人にも意識的に丁寧な言葉遣いを心掛けています。
むしろ、年下の人と話すときには「丁寧に、丁寧に...」と考えながら話しているようにも思うくらいです。
なぜ大切にしているかと言うと、「良い関係」を築きたいと考えているからです。
そして、「良い関係」を築くことで、自分の「自尊感情」を高めたいと思っているからです。
たくさんのストレスを抱えながら生活している現在の社会。その社会の中では常にギスギスやピリピリを抱えながら生活しているような状況だと思っています。
そんな中でも「心地良いな~。」と思える時間を少しでも多く自分に保障したいと考えています。
「整理・収納」を意識して生活し、自分にとって「必要なモノ」だけに囲まれる生活をすることも「心地良い暮らし」に繋がることだと思っていますが、自分に関わる人たちと「良い関係」を築くことも同じくらい「心地良い暮らし」に繋がる事だと考えています。
今の社会では人との関わりを断つことが出来ないくらい、人は一人では生きていくことが出来ない社会だと思います。
僕が今こうしてパソコンでブログを書くことが出来るのも、たくさんの人の努力の上に成り立っていることです。
朝起きた時に美味しいコーヒーを飲むことが出来るのもたくさんの人のおかげです。
そういった人たちに対する感謝の気持ちを忘れてはいけないと僕は思っているし、その気持ちを丁寧な態度を持って示していくことが大切だと思っています。
40歳を過ぎた僕。生活の中で関わる人たちも自分より年下の人がずいぶん増えてきたように感じています。
何かを買いにお店に入っても、何かのサービスを受ける時も、仕事で関わる人たちも年下の人の比率が多くなってきているように感じます。
これからもっとそういった事を感じることが増えていくことだろうと思います。
そうなっていく中では、「丁寧に関わる」ことがより大切になって来るだろうと思っています。
自分がそうでした。自分より年上の人が、若い自分に対して丁寧に関わってくれていることに嬉しさを感じていました。何か認められている、尊重されている、大事に思ってもらえていると感じていたように思います。
そういった感情が相手への信頼に繋がっていたし、「一緒に頑張りたい」という気持ちに繋がっていたように思います。
そして、それがその人との「良い関係」に繋がっていたのだと思います。
先日職場で、ベテランの職員が担当する打ち合わせがありました。
そのベテラン職員がどういった気持ちでその打ち合わせに臨んでいたのかは分かりませんが、打ち合わせの中で横柄だと感じる態度がとても目につきました。話し方であったり、時間に対する配慮のないところです。
まず話し方です。常に相手より上の立場に立っているという気持ちが話し方に表れているような感じでした。
その話し方には丁寧さが全くといってありませんでした。良い言い方をすれば、親しみやすい関西弁といった感じかもしれません。倖田來未さんが話すような感じです。
倖田來未さんの事を否定する気はありませんが、その時のその職員の話し方には違和感を感じたし、自分たち年下の事をどう思っているのかな?と感じさせる話し方だったように思います。
そして、更に横柄だと感じたのが時間への配慮のなさでした。
始める時間も予定していた時間をオーバーしていたし、声を掛けるまで始めようともしませんでした。
打ち合わせに参加する中では年長者の部類に入る僕であったため、代表して「そろそろ始めませんか?」と声を掛けると、「せやな。」と一言...。僕の中ではあり得ません。
それぞれやるコトはたくさんあります。その職員もやるコトに追われていたのかもしれません。でも、そうであったとしても打ち合わせを主催する側の人間はそういった状況を配慮すべきだと思います。そして、経験豊富な自分たちとは違い、若い人たちは慣れない中で必死に仕事をしています。そういったことにも配慮すべきだとも思います。
そして、一番許せなかったのが定時を回っても普通に打ち合わせを継続して行っていることです。急ぐこともなく、横柄な態度のまま打ち合わせを進めているのです。
恐そんなことを感じていた僕、恐らく態度に表れていたように思います。良くない態度だったのかもしれませんが、「早退社」を大切に考えている僕からするとすごくしんどい時間になっていました。
僕はどんな人にも丁寧に関わりたいと考えています。それは相手との関係を良くしたいと思っているからです。ただ、それは基本的な考えであって、相手によってはどうしてもそうなれない場合もあるのかもしれないとか思ってしまいます。
その職員に対しては今も丁寧に関わるようにはしています。しかし、何かモヤモヤを抱えてしまっている自分がいます。
今後も同じように丁寧な態度で関わることができるのか、今の自分には自信がありません。 そんな自分はまだまだなのかなと、自分を見つめ直すきっかけになったように思います。