昨晩「釣りバカ日誌」の第１作目を見ました。
釣りバカ日誌は１９８８年に第１作目が公開され、今までに２２作が映画化されている日本を代表する映画です。
西田敏行さん演じる、釣りを愛する浜崎伝助（ハマちゃん）とそのハマちゃんが勤める鈴木建設の社長のスーさんの二人を中心に物語が展開していきます。
最近では濱田岳さんが主演を務める、ドラマ化された「釣りバカ日誌」も放送されていました。
見ると安心感を感じたり、懐かしさを感じたりする間違いのない作品のように思います。日本中誰でも知っている作品のように思います。
でも何故か今までじっくり腰を据えて見ることはありませんでした。
わざわざレンタルＤＶＤショップで借りてみようと思ったこともないし、テレビでたまたましていて、特に見たいものがないのであれば流している。という程度のものだったように思います。
昨日はそんな釣りバカ日誌だけを見るだけの時間を取ったのです。
食事を済ませ、洗い物も終えていました。掃除も洗濯も昼間に終わらしていました。習慣化している筋トレも終えています。そんなやるべきこと全てを「整理」していた夜の時間。有意義な時間を過ごしたいと考えていました。
そんな有意義に過ごしたいと考えている時間をどう過ごすかが休日の充実度が変わる大きなポイントになると思っています。
有意義で意味のある休日になるのか、無駄な時間を過ごしてしまったと後悔の気持ちを抱える休日になるのか、大きな分かれ道になるのです。
僕は休日の過ごし方は平日の「心地良い時間」に大きな影響を与えるモノになると考えています。休日を有意義に過ごすことが出来れば、平日も充実した時間を過ごすことが出来てると思っています。
だから休日の全ての事を「整理」した夜の時間の過ごし方は大切にしたいと考えているのです。
そんな大切にしたいと考えている夜の時間に見ることにした「釣りバカ日誌」。
見た率直な感想は．．．とにかく「おもしろい」です。
僕は映画評論家でもないし、年間でたくさんの映画を見るわけでもないので上手に感想を述べることなんか出来ない訳なのですが、そんな僕でももう少しまともな感想を書くことは出来るとは思います。
しかし、「釣りバカ日誌」に関しては「おもしろい」の一言が一番しっくりくるように感じます。というくらいおもしろかったです。
難しい事を考える必要がなく、肩の力を抜いて気楽に見ることが出来る作品だと思います。そして何よりも、「ハマちゃん」の肩の力を抜いた生き方に憧れのような感情を抱いてしまいました。
僕は毎日の暮らしを「心地良く過ごしたい」と思っています。どれだけ忙しくなっても、どれだけ大変な状況になっても、「なんとかなるか」という気持ちを持って肩の力を抜いて物事に向き合いたいと思っています。
目の前にある事だけに囚われてしまい、周りが見えなくなるのではなく、広い視野を持ち、「心に余裕」持って物事と向き合いたいと思っています。
ハマちゃんの生き方は、正に肩の力を抜いた生き方のように思います。
釣りの事ばかり考え、他の事に関しては手を抜きながら適当にやり過ごすハマちゃん。そんなハマちゃんではありますが周りの人たちからは愛される人物です。
映画を見ていてる僕も惹かれてしまうハマちゃんの人間性。そのハマちゃんの魅力は「肩の力を抜いて生きている」ということに凝縮されているように思います。
きっと誰もがそんなハマちゃんのように生きたいと無意識に感じているのだと思います。大好きな釣りの事だけを考え、他の事に関しては適当にやり過ごす。そんな生き方に憧れの気持ちを抱いているのだと思います。
夢中になれることを見つけ、それに夢中になれる。ハマちゃんにとってはそれが釣りなのだと思います。
でも実は、そんな夢中になれることを見つけることすらできていない人は多いのではないでしょうか。僕自身がそうです。
僕が夢中になれること．．．そのことだけに夢中になることができ、他のことに関しては適当にやり過ごすことが出来ること．．．そういったモノが僕にはまだないように思います。
僕は毎日を肩の力を抜いて生きたいと思っています。どんなことに対しても肩の力を抜いて向き合い、笑顔で過ごせるようにしたいと考えています。
もしかしたら肩の力を抜いて生きることは、自分が夢中になって取り組める何かを見つけることが大切になるのではないかと思ったりもします。
ハマちゃんのように、釣りに夢中になれるから他のことは肩の力を抜いて向き合うことが出来る。そんな夢中になれることを僕も見つけたいと思います。
そしてそれを「心地良い毎日」に繋げたいと思います。
そんなことを考えさせられた「釣りバカ日誌」。２２作ある作品全てを見てみたいと思います．．．。
