整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

長期休業の過ごし方

今日から長期休業に入ります。

仕事はもちろんあります。やるコトも結構あります。

ただ何かに追われるような感じはなく、少し「心に余裕」を持って仕事と向きうことが出来る感じです。

朝家でゆっくりしてから出勤できたり、喫茶店でコーヒーを飲みながら本を読んだり、朝の涼しい時間にランニングをしたり...。

忙しい毎日であれば、朝は決まったことをして家を出るルーティーンが出来ていましたが、そういったやるべきことに追われることなく、他の事にも時間を使うことが出来る感じです。

忙しい毎日、この日を目指して頑張ってきたと言っても過言ではありません。

「今頑張ったらゆっくりできる...。」「落ち着いたら溜まっている仕事を整理しよう...。」「休みの日には何をしようかな...。」なんて考えることをモチベーションに頑張ってきたように思います。

言わば、今日からの長期休業は僕にとって大きなモチベーションになっていたのです。そんな長期休業が今日から始まるのです。

そんな僕にとっても他の職員にとっても嬉しいはずの長期休業ですが、僕はこの長期休業にある意味怖さを感じている部分もあります。

それは...「自由な時間が多くなる」からです。

ダラダラ過ごそうと思えば過ごすことが出来るこの時期。もちろん、やるべき事やしなければならない事はたくさんあります。

ただ今までの経験上、ダラダラ過ごしたとしても何とかはなってきました。やるべき事もしなければならない事も何とか最低限の処理は出来ていたのです。

でも、今までの長期休業期間が心地良いモノになっていたかと言うと、なんか違う気もしたりしています。

自由な時間が多いことで、今しなくても「なんとかなるか」の気持ちが発動してしまい、ついついやるべき事を後回しにしてしまいがちになっていたように思います。

結局、後回しにしたことで期限が迫り、「焦り」の感情を持った状態でやるべき事と向き合う結果になり、質の低いモノが出来ていたように思います。

「なんとかなるか」から「慢心」が生み出され、そして「焦り」から「質の低いモノ」が生み出されていたのだと思います。

よく「自由には責任がついてくる」といった事を耳にしますが、正にその通りで、「自由」があることで「モノゴトを自分で管理しないといけない」という責任が発生するのだと思います。

僕のように心の弱い人間からすると、自由な時間がたくさんあることで、ダラダラとした毎日を過ごしてしまいそうになってしまうのです。というか今までの長期休業ではダラダラ過ごしていたのです。そして「今年もダメな自分だったな...」という事を痛感する長期休業になっていたのです。

仕事だけではありません。家にいる時間が多くなることで、クーラーの聞いた部屋で特別何かをするわけでもなく、ダラダラ過ごす時間が増えてしまいます。

これといった趣味もない、友だちもそんなにいない寂しいおじさんの僕からすると、家にいてもダラダラ過ごす以外にやることがないのです。

見たくもないテレビを見たり、思い立ったようにスーパーに出掛け、お惣菜とお酒を購入し、よく分からない時間からお酒を飲み始め、そして...がっつり昼寝をしてしまったう...。

がっつり昼寝をしてしまう事で、夜寝たい時間に眠りにつくことが出来なくなり、僕が大切にしている「早寝・早起き」が出来なくなってしまうのです。

仕事でも家でも、生活が乱れることが目に浮かぶような感じなのです。

こんな事を書きながら、「本当に自分は弱い人間だな~。」と痛感してしまいます。

子どもの時や若い時の僕からすると40代の大人はもっと落ち着いており、人として成熟したイメージを持っていたように思います。

子どもの時に見ていた父親や、大学を卒業したての時に見ていた会社の上司はもっと人として落ち着いた何かを持っていたように思います。

2人の息子は今の僕を見てどう思っているのでしょうか?

職場にいる若い人たちは40代の僕を見てどう思っているのでしょうか?

僕が見ていた父親や上司のようには見えていないように思ったりしています。むしろ、そんな事を気にしている時点でダメなように思ったりもしています。

そんな僕ですが、今年の長期休業では「後悔のない」ように過ごしたいと考えています。

この日に向けて頑張ってきたのだから、ダラダラ過ごす日があってもいいのかもしれません。ただそれだけではなく、メリハリをつけることも意識して生活していきたいと思います。

自分にとっての「心地良い暮らし」には何が必要なのかという事と常に向き合い、「整理・収脳」をしながら快適に過ごしたいと思います。