僕にとってこのブログはただの日記ではありません。
自分と向き合うために書き続けているし、「整理・収納」の知識を深めるために書き続けています。
誰かに見てもらうとか、誰かに評価してもらうとかではなく、あくまでも自分を高めるために書き続けているのです。
であるならば、「公開する必要なんてないんじゃねぇの。」なんて思ったりもしてしまいます...。
だから、正直心の奥底では、誰かに見てもらいたいとか、誰かに評価してもらいたいなんて思ったりもしているのです。
すごく面倒くさいおっちゃんだと自分でも思ったりもするのですが、正直心の底ではそんな事を思っているのです。
でも、そんな誰かを意識しながら書くことは、僕はダメな事ではないと思っています。むしろとても大切な事だと思うし、誰もが多少は持っておかないといけない事だと考えています。
ただひたすら自分の思いや考えを文字にするだけではなく、誰かを意識する事で分かりやすい言葉に変換しながら文字を綴ることに繋がります。
その作業が、自分の何となくの思いや考えを明確化する事に繋がるとともに、自分の新たな考えに気付く事に繋がる事もあるのです。
誰かを意識する事はとても大切な事で、それはブログを書く時だけではないように思います。
僕は学生時代にずっとラグビーをしていました。
強く、上手くなりたいと思っていたし、仲間とともに目標を達成したいと思っていました。そして...正直モテたいと考えていました。
やらしい話になるのかもしれませんが、そのモテたいという気持ちは、自分を高めるためには必要なモノだと僕は考えています。
そして、そのモテたいという気持ちは、誰かを意識する事と同じだと思います。
注目されたい、カッコよく見られたい、尊敬されたい、そんな気持ちがあるから、辛い練習も乗り越える事が出来ただろうし、たくさんの挫折を乗り越える事が出来たのだと思います。
もちろんそれだけでは無いのかもしれませんが、そういった誰かを意識する事も大きく関わっていたように思います。
結果的に僕の場合、モテる事なんて一度もありませんでした...とても残念に思っています...。
でも自分の能力を最大限引き出す事に繋がっていたと思うし、自分を高める事に大きく繋がっていたように思います。
そしてそれは僕だけではなく、プロのスポーツ選手も、もしかしたら、そういった誰かを意識する事で、自分を高める事が出来ているのかもしれません。
たくさんの観客の前だからこそ、極限の状態でも頑張る事が出来るのだろうし、追い込まれた状況の中でも、持っている以上の力を発揮する事が出来るのだと思います。
そして、そういった状況の中だからこそ、選手は進化し続けているのかもしれません。
極端な話、無観客の中であれば今ほどの記録は各競技で生まれていないのではないかと思ったりもします。
例えば、陸上の100m走の記録も、たくさんの観客の前だからこそ、選手は自分の限界を越える事が出来てきたのでは無いでしょうか。
もし無観客だったら、まだ10秒の壁を破る事は出来ていないのかもしれません。
たくさんの観客の前で、たくさんの人に見られているから「やってやる!!」という強い気持ちを持つ事ができ、それが好記録を生み続けている事に繋がっているのではないかと思っています。
先日行われたラグビー日本代表の試合も、65000人以上の観客がいたからこそ、日本代表の選手はいつも以上の力を発揮し、オールブラックスと好勝負を演じることが出来たのかもしれません。(もちろん選手の頑張りが一番だと思います。)
愚かな僕のようなモテたいではなく、尊敬されたい、良く見られたい、期待に応えたいという強い気持ちがあるからこそ、好記録を生み出したり、良い成績を収める事が出来るのだと思います。そして、辛いトレーニングや大きなプレッシャーに打ち勝つことが出来るのではないかと思います。
人が成長するためには、そういった「誰かを意識すること」はとても大切な事で、全ての事に当てはまるのだと思います。
だから、僕が今ブログを書いているのも、誰かを意識して書いているからこそ、新たな気付きに出会えたり、考えが深まったりするのだと思います。
ブログを書いてモテたいとは思っていませんが、自分の考えに共感して欲しいとか、認められたいという思いは強くあるように思います。
自分の大切にしている事だからこそ、共感や承認されることを求めているのだと思います。
このブログを読んでいるくれている人なんてほとんどいません。
もちろん反応してくれる人もいて、そんな素敵な人には感謝の気持ちで一杯です。
でも、誰も読んでいなかったとしても、僕はこのブログを書くときは、誰かを意識して書き続けたいと思っています。
それが自分を高める事に繋がるだろうし、新たな気付きを僕に与えてくれることに繋がると思っているからです。
これからも「誰かを意識しながら」このブログを書き続け、自分と向き合い続けたいと思います。
そして、自分を高める事に繋げたいと思っています。