整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

お気に入りのモノを購入する

今日はゆっくりしよう。

そんなことを考えて朝からしなければならない事を片付けていました。

しなければならない事というか、した方が良いと思う事を片付けたいと思っていました。

もっと言うならば、前からした方が良いと思っていた事です。

その一番が、次男のカバンを買いに行く事です。

今春から中学生になる次男。

ランドセルを卒業し、今春からはランドセルではないカバンをしょって学校に通う事になります。

まだまだ使えるランドセルだとは思いますが、自分も小学生を卒業するタイミングでランドセルを卒業していたし、日本に住む誰もが小学生の卒業をタイミングにランドセルを卒業する訳で、次男もそんな時期に差し掛かったという事だと思いながら、新たなカバンを購入する事を決めています。

特にこだわりのない次男坊...カバンを買う事なんかに興味はなく、カバンなんか何でもいいとか思っているようです。

そんな本人とは違い、父親である僕は「どうせ買うんだったら...」なんて思いながら、カバンを買う事を一大事とか勝手に思ったりしています。

一年前の長男が中学に進学する時には、長男とともに買いに出向きました。

いかにも中学生が通学に使いそうなカバン...NORTHFACEの四角い形をしたリュックを購入しました。

たくさん入りそうだし、雨の日なんかもガシガシ使えそうなモノという事で購入し、一年間使った後でも、長男にとってはお気に入りのモノになっているようです。

そんなモノを購入したいと考えている次男の通学カバン...。

何でも良いと言っているし、「お父さんが選んだものでええわ。」なんて話している次男坊。

本人が何でも良いとは言っているとは言え、「整理・収納」を大切に考えている父親の僕としては、適当なモノは買えないと思っています。

長男の時は、じっくり相談しながら購入したし、その過程があったから、長男にとっては今でもお気に入りのモノになっているのだと思います。

だから、今回の次男のカバンに関しても、じっくり考えながら購入したいし、次男にとってお気に入りのモノを購入したいと考えています。

「整理・収納」を大切に考えている僕からすると、中途半端なモノは購入したくないと思っている、毎日使うモノだからこそ、後悔のないモノを購入してあげたいと思っています。

僕にとって後悔のないモノではありません。

あくまでも使うのは次男であり、次男が満足するモノであれば良いと思っています。

ただ、飽き性の次男には中途半端なモノは購入したくないと思っているし、本当に良いと思えるモノを与える事によって、モノの価値を理解してもらいたいと思っています。

そしてそんな思いを持ってもらいたいとか思ったりもしています。

モノの価値なんか中学生に分かるかどうかは分かりませんが、良いモノを使う事の良さは体験させたいと思ったりはしています。

僕の感覚ではありますが、僕が良いと思うモノを使って欲しいと思っているし、そう思えるモノだけを所有して欲しいと思ったりもしています。

大切だと思っている息子だからこそ、僕が大切にしている事を伝えたいと思っているし、僕が大切だと思っている事を大切にして欲しいと思っています。

おもいっきり親のエゴかもしれませんが...。

次男にとっては何でもいいと思っている通学カバンなのかもしれませんが、毎日使うモノだからこそこだわりたいと思っているし、お気に入りのモノを使って欲しいと思っているのです。

そんなカバンを探しに今日で向いた訳なのですが、しっくり来るものがないまま、買い物を終える事になりました。

何でも良いと言っている次男坊...本当に何でもいいと思っているのだろうし、何を買い与えても、それなりに満足しながらそれを使うのだと思います。

ただ、それは僕の中では違うと思っているし、何を使っても満足するのであれば、僕が満足するモノを買いたいと思っています。

長く使って欲しいと思っているし、長く使うモノだからこそ、じっくり悩んだモノを買い与えるべきだと思っています。

そんなモノを使う事で、モノに対する感覚を高める事が出来るのだと思うし、モノを厳選する目を養う事が出来るのだと思っています。

別に高価なモノを与えたいと思っていないし、高価なモノに価値を感じて欲しいとは思っていません。

僕が感じて欲しいのは、思い入れのあるモノを大切に使って欲しいという事です。

それは、自分が選んだものだけではなく、誰かが大切に選んでくれたモノでも大切にして欲しいと思っています。

恐らく、次男はカバンなんて何でも良いと思っている事だろうと思います。

そんな次男だからこそ、僕がじっくり選んだモノを購入するべきだろうと思うし、そんなじっくり選んだモノに価値を感じて欲しいと思っています。

中学生になるまであと少し...じっくり向き合いながら、次男の通学カバンを購入したいと思っています。

そして、次男がお気に入りだと思いながら、長く使えるモノを購入したいと思っています。