整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

この時期に思い出す感覚

昨日思い出した感覚がありました。

「そういえばいつもこの時期に思い出す...」といった感覚です。

それが...

この時期、「張り切っている人が多い」という事です。

昨日投稿した通り、僕の勤める業界では4月から新たな体制で新年度がスタートします。

昨年度のチームを3月末で解散し、4月から新たなチームを組んで1年間が始まるのです。

過去勤めていた会社では、年度が変わったとしても、大きくメンバーが変わる事は有りませんでした。

変わったとしても、新たに1人加わったり、入れ替えが1人あったり程度のものだったように思います。

そう考えると、今の職場での1年間での配置転換はポジティブに感じる部分もあるように思います。

毎年新鮮な気持ちになって新年度を迎える事が出来るし、毎年新鮮な気持ちで仕事に向き合える事は、ポジティブな事だと思います。

僕の場合、幸いメンバーに恵まれる事が多く、毎年良い形で1年間を終える事が多いです。

しかし、メンバーによってはそれが叶わない場合もあるだろうし、隣の席を見てみると「しんどそうだな~...。」と思ってしまうチームもあるように思います。

僕はどれだけメンバーに恵まれて1年間を過ごしたとしても、それがずっと続くわけではないと割り切っている部分もあるし、次のチームもきっと良いチームになるだろうと思いながら新年度を迎えるようにしています。

しかし、人によっては「待ってました!!」のごとく、この新年度のスタートを張り切っている人もいるし、何故か異様に「うきうき」している人もいるように感じたりします。

正直、そんな人を見ていると

「何がそんなに嬉しいんだろう...。」

なんて冷めた目で見てしまっている自分がいるように思います。

恐らくその人たちにとっては、待ちに待った新チームの発足なのだと思います。

昨年度のチームに不満があったり、思った感じで1年間を終える事が出来なかった人たちではないかと思います。

その反動が、今の張り切りに現れているのではないかと思ったりしているのです。

何をしていても楽しそうだし、声のトーンもいつもより大きいような感じになっている気がします...。

そしてそれは、1年前も同じような感じだったと思います...。

1年前、今の職場に転勤して来たときもそんな感覚がありました。

「活気のある職場なのかな?」

なんて感じたりもしましたが、そうではなく、ただ単に新たなチームが発足したことに嬉しい気持ちを抱えていただけだったのだと思います。

仕事を楽しもうとする気持ちはとても大切だと思います。

また、張り切る気持ちも大切な場面もあるのかもしれません。

ただ、嬉しい気持ちが先行してしまい、それがこれから続く長い1年間というスパンに悪い影響が出るのであれば、それは一旦気持ちを落ち着かせるようにした方が良いのではないかと思ったりもします。

昨日8人ほどのメンバーで役割を決める場面があったのですが、ある若い女性が仕切って話を進めている時に、僕の横にいる男性2人は話を聞かずにヒソヒソ話を始めました。なんだか嬉しそうに...。

恐らくその話し合いに関係のある話だったとは思うのですが、それでも誰かが話しているのであればそれをしっかり聞くことは大切な事だと思います。

そして話を聞かず、ヒソヒソ話をしていた1人の男性が、「ごめん、声が小さいから聞こえない。もう少し大きな声で話して。」と話していた女性に意見したのです。

「おいおいてめえが話を聞いていねえからだろうがコノヤロー。話している人は聞こえるような声で話を進めてくれているんだよ!!てめえの話を聞こうとする態度がなってねえんだよ。このバカヤロ―が!!!」

なんて言ってしまいそうな衝動にかられましたが、僕もこの1年間気持ちよく仕事を進めたいと思っているので、そこは堪えるようにしました。

ただ、やはり何かに浮かれているように感じるし、張り切り過ぎているような印象を受けてしまいます。

今のチームで、今のメンバーで1年間という長いスパンを気持ちよく過ごしたいと僕は思っています。

そのためには、今もこれからも同じようなテンションで過ごす事が大切なのだと思います。

今だけ楽しいや、今だけ張り切るというのではなく、1年間を見越した過ごし方が大切になるのだと思います。

今嬉しい気持ちを先行させてしまい、無理をしてしまうのはチームにとっても良くないだろうし、何よりも自分にとっても良くないのだと思います。

無理をしてしまうと、そのしわ寄せは必ずどこかで返ってきます。

それがイライラを抱える事に繋がったり、はたまたチームを輪を乱す事に繋がったり...

そうならないように、今の時期を張り切り過ぎるのではなく、まずは自分のいつも通りの、1年後も同じテンションでいれる程度のテンションでいる事を大切にしたいと思います。

とにもかくにも、話を聞けるくらいの心の余裕は、みんなが持つべきだと思います。