何があっても、どんな事があっても「動じない」心の強さを身に付けたいと思っています。
年齢も４０歳を過ぎ、そろそろ大人の男になりたいという事なのでしょう。
ただがむしゃらに、その時の感情で行動するのではなく、いつもいつでも同じ温度で、ブレる事なく行動出来る人を目指しているのです。
そんな事を考えている今の僕は、理想とは程遠く、何かある度に心が動じまくっている状態なのです。
今の僕であれば、失恋をした事から心が動じ、心が乱れまくっているし、自分を見失ってしまっている状況なのです。
早く、前の心が穏やかだった頃の自分に戻りたいと思っているし、毎日に心地良さを感じながら過ごしたいと考えています。
たかだか１人の女性との関係がうまくいかなかったことぐらいで心が動じてしまい、乱れている自分に不甲斐なさを感じるし、心の弱さを感じてしまっているのです。
ただ、前向きに行動している今の自分は嫌いじゃないし、前を向こうと必死に足掻いている事自体は、今後の自分に幸せに繋がるのではないかとは考えています．．．。
そんな僕ですが、何があっても、どんな事があっても「動じない」強い心に憧れの気持ちを持っているし、持っておきたい必要なモノとして考えているのです。
では、そんな必要な「動じない」強い心はどのようにしたら身につける事が出来るのか、
山へ修行に行く事が必要なのか．．．
滝に打たれる事が必要なのか．．．
たくさんの経験を積む事が必要なのか．．．
心を鍛えるためには、様々な方法があり、それは人によって違ったり、タイミングによって違うのかもしれないとか思ったりします。
どれも間違っていないだろうし、どれも大切な事なのかもしれません。
でも僕は「整理・収納」こそ「動じない」心の強さを身につけるためには、大切にすべき事なのではないかと考えているのです。
人は心が動じてしまったり、心が乱れてしまうと、大切にしなければならないモノやコトが見えにくくなるのだと思います。
そしてその大切にしなければならないモノやコトを見失ってしまう事により、自分が思い描いている方向に進む事が出来なくなってしまったり、気づいた時には「なんじゃこりゃ．．．」的な状況に陥っているのだと思います。
いつもいつでも、自分が大切にしたいモノやコトが見えているから、自分の進みたい道に進む事が出来るのだろうし、心地良く毎日を過ごす事が出来るのだと思います。
モノが多いと、心は落ち着かなくなります。
すべきコトが多くなると、心に余裕を持つ事が出来なくなってしまいます。
だから自分が所有するモノや、抱えるコトは厳選すべきだろうし、所有したり、抱えたりする量の適正量を把握しておくべきなのだと思います。
そしてそれは、モノが少なく、モノが管理できている環境だから、管理しやすくなるのではないかと考えているのです。
所有するモノを厳選し、その厳選されたモノを使いやすくして、そのモノを「生かす」という視点を持つ事が大切になるのです。
モノが少なく、目の前に視覚的な刺激がない事で、心は落ち着くようになります。
モノを生かす事ができ、モノと良い関係を築く事が出来るようになると、思考がシンプルになってくるようになります。
そしてそれが、心の余裕に繋がり、何があっても「動じない」心に繋がるのだと思っています。
心に余裕があると、視野が広くなります。
視野が広くなると、見えにくいモノも見えるようになってきます。
大切なモノは自分の近くにある場合もあれば、そうではなく、見えにくい場所にある場合もあります。
そんな見えにくい場所にある大切なモノにも気付く事が、心の余裕を持つ事に繋がるのだろうし、その心の余裕が「動じない」強い心に繋がるのだと思います。
僕が考える「整理・収納」。平たく言えば．．．
必要なモノだけを所有し、その必要なモノを使いやすくして、生かせるようにする事
です。
身の回りが必要なモノだけになっているから、本当に大切なモノが見えやすくなるのです。見えにくい場所にあるモノにも気付く事が出来るのです。
所有するモノが厳選されているから、一つ一つのモノを大切にする事が出来るのです。
そして、そういった事を大切にしていると、思考がシンプルになり、本当に大切にしなければならない事だけが見えて来るようになるのです。
人はシンプルに生きる事が出来たり、シンプルに考える事が出来る事で、心に余裕を持つ事が出来るようになると思います。
それが「動じない」強い心に繋がるのだと思います。
そう考えると、モノと向き合う事はとても大切だろうし、「整理・収納」を大切にする事が「動じない」強い心を身に着けるためには欠かす事の出来ない事だと思ったりもします。
「動じない」心の強さを身に着けるためには、時間のかかる経験は必要のない事だと思っています。
そうではなく、身の回りを必要なモノだけにし、視覚的な刺激を減らすことが「動じない」心の強さを身に着けるためには必要な事だと思っています。
