整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

夢中になるために

読書が好きで、毎日外に出る際には1冊文庫本を持ち歩いています。

時間が出来た時や移動中にサッと取り出し、いつでもすぐに読めるようにしているのです。

ただ、最近の僕はスマホを触る事を優先しており、中々読書が進んでいない状況になっているのです。

別に「必ず読む!!」なんて強い気持ちを持っている訳ではないし、読んでいない自分がダメだと思っているほどではないのです。

ただ、本を読むことは好きだと思っているし、物語の世界に没頭する事により、充実した時間を過ごす事も出来るし、心が洗われる気持ちになったり、心が奮い立たされる気持ちになったりする事も分かっているのです。

だからそんな気持ちになる事を期待しながら読書しているし、気持ちが乗らない時も、そんな満たされる気持ちを求めながら読書している自分がいるのです。

今僕は読書に対して積極的な気持ちを持てていません。

その理由は2つあると思っています。

まず1つ目が、

「他に夢中になっている事がある。」という事です。

夢中になっているほどまではいかないのかもしれないけれど、チョットした時間に他に優先したい事が出来ているといった感じなのです。

それが、スマホを触るといった行為です。

スマホで自分のブログを読み返したり、書いている最中のブログを推敲したり...

キーワードを打ち込み、それに関して調べてみたり...

最近の僕であれば、

「失恋からの立ち直り方 40代 男性」

「新しい出会い 40代 男性」

なんて痛い内容ばかりを調べてしまっているのです...。

でも、ネガティブな気持ちになっているかというと、100%そんな感じではなく、いくらかはポジティブな気持ちもあるように思ったりもします。

前向きに生きていこうと考えてしている事でもあるし、前に進むためにしている事でもあります。

だから今の僕には「必要な事」だと考えてしている事なのです。

ブログのチェックに関しても、僕はブログを書く行為に関しては、自分と向き合う行為と捉えているという事もあり、今の僕にも、これからの僕にも「必要な事」だと考えています。

だから、読書は出来ていないのかもしれないけれど、決して無駄な時間を過ごしている訳ではないと考えているのです。多分...。

そして2つ目の理由が「読みたい本でない」という事です。

どうやら今読んでいる本は、今の状態の僕には合っていないようで、それが読書に対する積極性を低くしてしまっている要因なのだと思います。

人は何かに夢中になったり、何かに積極的になる時というのは、それに対して「したい」や「もっと」という気持ちを持つようになるのだと思います。

それは読書でも同じで、「読みたい」や「先が気になる」といった気持ちが高ければ高いほど、読書に対する積極性が高くなるのだと思います。

今僕が読んでいる本は上・中・下巻ある本です。その中の中巻を読んでいます。

時代小説で、登場人物の生き様や、ライバルとの戦いを熱い気持ちで読めるような内容になっています。

上巻を読み終わった際には、熱い気持ちになっていたし、「早く続きが読みたい!!」なんて気持ちを持っていました。

ただ、中巻を読んでいる今現在は、そんな熱い気持ちになれていないし、読んでいても気持ちが奮い立つような感じがほぼない感じなのです。

きっと今の僕が読書に求めているのは、そういった内容ではなく、他の何かを求めてしまっているのだと思います。

他の何かがよく分かっていないし、明確な何かがある訳ではないのですが、恐らく今僕が求めている内容は、今読んでいる本にはないという事なのです。

それが読書に対する積極性を低めているのだろうし、他の事に視点が向いてしまっている要因になっているのだと思います。

それは読書だけに限らず、他の全ての事にも言えるのかもしれません。

何かに夢中になるためには、「もっと」や「したい」と思える事を選ぶべきだろうし、それだけを考える事が出来るような内容を選ぶべきなのだと思います。

別に「必ず読書をしないといけない!!」なんて気持ちを持っている訳ではありません。

ただ、読書自体はいいものだと思っているし、これからも良い本と出会い、良い影響をたくさん受けていきたいとは思っています。

今は夢中になれていない読書。

そんな読書とは少しの間距離を取って、今夢中になれる事と向き合っていきたいと思っています。