映画「FIRST SLAMDUNK」
はまりにはまり、昨年の公開から7回も見に行きました。
同じ映画を7回も見るなんて、僕にとっては初めての事ですが、それくらいの価値を感じています。
そういった事もあり、映画の公開が終了した今は全巻を購入し、それを少しずつ読んでいる状況なのです。
自分が小学校の時に連載が開始され、それから30年以上も経ちますが、それでも色あせることなく熱い気持ちにさせてくれるスラムダンクに真の名作を感じさせてもらっています。
そんなスラムダンクですが、読み返していると「自分も年を取ったな~。」なんて感じさせられる場面がたくさんあるのです。
主要な登場人物が自分よりも年下になっているのはもちろんです。
主人公の桜木花道も...
クールな流川楓も...
絶対的キャプテンのゴリこと赤木剛憲も...
憧れの三井寿も...
あれだけカッコ良く、憧れだった登場人物たちが高校生という、今の僕からしたら息子ほど年を離れた存在になっているのです。
そんな状況に「年を取ったな~。」なんて感じているのですが、実はそれ以上に衝撃を受けたシーンがあったのです。
それが自分の中では「まだ年上だろう...」なんて無意識に思っていた登場人物が、実は自分よりも年下という事が分かってしまったのです。
その登場人物が...
陵南高校の田岡茂吉監督です...。
読み返している中で発見したのですが、彼はこんな見た目をしていますが、実は41歳なのです。
今月で42歳になった僕にとっては彼は年下という事になるのです。
顔のしわであったり、
着ている服であったり、
選手への関わり方であったり、
全てにおいて彼に年下を感じる場面がないのです...。
いや...実は僕も周りから見れば、田岡監督を感じさせてしまうような何かがあるのかもしれません。
確かに顔にシミなんかも出来だしています。
白髪も年相応に増えてきているように思います。
でも、彼のようなおじさん臭い服はチョイスしていないと思うし、
発言ももう少し若々しさがあるように思ったりもします。
もしかしたら、世間から見る40代前半は田岡監督なのかもしれませんが、僕はもう少しの間は若さを保ちたいな~なんて思ったりしています。
そんな事を考えている僕は40代前半に相応しくない感覚を持っているのかもしれません。
でも、小学生と関わる仕事をしている僕にはある程度の若々しさは必要になるのだろうし、正直若々しさを保つ事により「モテたいな~。」なんて下心も持っていたり、なかったり...。
その下心は不要なモノなのかもしれないけれど、かといって処分してしまおうとは思えないモノになっているのです。
田岡監督とは違った魅力を目指している僕ですが、そんな目指している先にもきっと素敵な魅力はあるのだと思っています。
因みに更に衝撃なのが...
この人は更に年下だったという事です...。
海南大付属高校の高頭力監督。
彼は田岡監督の更に一歳下の40歳です...。
世間のイメージする40代前半...。
今の僕もそんなイメージに合う40代前半なのかもしれません...。
そうでない事を願っています。