朝ランニングをしていた時、近くの公園であるものを目にしました。
あるもの...どうやらその公園で工事がされているようなのです。
何の工事かと言うと...「遊具」です。
工事中で、はっきり何の遊具なのかは分かりませんでしたが、僕の予想ではターザンロープ、シーソー辺りではないかと思っています。
昨今、公園や学校の遊具は縮小傾向になっているように感じています。
怪我した際に、
やれ責任問題は。
やれ管理状態はどうなっていたのか。
そんな事が訴えられる中での縮小傾向なんだと思います。
そんな中、近所にある公園ではある意味世間の流れから逆行している状況のように思ったりします。
そしてそんな逆行する姿勢に感銘を受けている自分がいるのです。
リスクはあるのではないでしょうか。
ターザンロープにシーソー...
使い方を間違えれば、大きな怪我に繋がるだろうし、
何かあった際には、すぐ人のせいにする人達の格好の餌食になるように思います。
にも関わらず、子どもたちの楽しみのためにリスクを顧みる事なく遊具を作ろうとしているのです。
そんな公園を管理している自治体に感銘を受けるし、リスペクトの気持ちを持っている自分がいるのです。
昨今、子どもたちの運動力低下が囁かれるようになっていますが、僕はこの遊具の規模縮小もその影響を与えている1つの要因ではないかと思っています。
楽しい遊具のない公園。
子どもたちの「遊びたい」という意欲を奪っているのではないかと思います。
しかも最近では、インターネットの普及により公園に行かなくても人と繋がる事が出来るツールが山のようにあります。
そういった状況が子どもたちの公園で遊ぶ機会を奪っており、それが運動能力の低下に繋がっているのだと思います。
確かに大きな怪我は怖い事なのかもしれません。
でも遊具のある公園で遊ぶ事により、その怪我に対する危険予知能力を上げる事にも繋がるのではないかと思います。
ブランコに近づくと危ないから近づかないでおこう。
ジャングルジムの中をくぐる際には頭をぶつけないように気をつけよう。
そんな事を遊具で遊ぶ事を通して学ぶ事が出来るのだと思います。
そしてそれが知らず知らずのうちに、子どもたちの危険に対する意識を上げる事に繋がっているのではないかと思います。
インターネットの普及、コロナ禍など様々な要因により、子どもたちの遊び方は大きく変わりました。
そして遊具の規模縮小も、それに大きな影響を与えているのだと思います。
そんな中、遊具を充実させようとしている公園。
それを進めている自治体の人たちに、僕は大きなリスペクトの気持ちを持っているのです。