日々生活しているとモノは増え続けます。
そして、増え続ける事により、所有出来る許容範囲を超えてしまい、管理出来ない量のモノを所有する事になってしまうのです。
それがモノの散乱を引き起こしてしまう事に繋がるのです。
一つ一つのモノとじっくり向き合い、
本当にそのモノが必要なのか。
そのモノを生かす事が出来るのか。
自分の生活スタイルに合ったモノなのか。
常にそういった視点を持ってモノと向き合う事が大切になります。
モノを購入するときには必ず持っておきたい視点だし、慎重にそのモノと向き合うために必要な視点です。
過去の自分と比べると、ずいぶん冷静に購入するモノと向き合う事が出来るようになって来ました。
衝動買いをする事はほぼなくなったし、
後悔をする買い物もほぼなくなったように思います。
その結果、僕の身の回りはお気に入りのモノだけになっているし、無駄なモノを所有する事はほぼなくなっているように思います。
そしてそのお気に入りのモノだけになっている事により、モノが散乱する事はないし、心を落ち着ける環境を整える事が出来ているのです。
ただ、モノが増えるのは、モノを購入する時だけではありません。
モノを購入するという自発的な行動に対し、
モノを「貰う」という「受動的」なパターンでもモノは増えてしまうのです。
今朝僕は、近所にあるガソリンスタンドに併設されているコインランドリーで毛布の洗濯乾燥をしていました。
洗濯物を洗濯乾燥機にセットし、自動精算機でお金を払っていると、
「年末のサービスです。どうぞ!!」なんて言いながら男性店員があるモノを差し出して来たのです。
食器用洗剤です。
とっさの出来事だったので思わず、
「良いんですか?ありがとうございます!!」
なんて心にもない事を言ってしまいます。
確かにありがたい気持ちになっているし、お店側のささやかなサービスに感謝の気持ちは持っています。
ただ、本当にこのタイミングで食器用洗剤が必要だったかというと、そうでもないように思います。
家に食器用洗剤はあるし、何だったら詰め替え用の洗剤がまだ半分くらい残っていたように思います。
僕は所有するモノの総量を把握するために、なるべく在庫は抱えたくないと思っているし、それをモノの散乱を防ぐ事に繋げたいと考えています。
だから家にあるモノは無くなってからか、もしくは無くなりそうになってから購入するようにしているのです。
今回のような食器用洗剤もだし、他にも石鹸やシャンプー、コンディショナーなどなど...
そして食材に関しても同じように考えています。
都度買いに行くのは面倒なのかもしれないけど、モノの増加を防いだり、はたまたモノの散乱を防ぐためには欠かす事の出来ない思考だと考えているのです。
モノを貰えるというのは本当にありがたい事だし、感謝の気持ちを持つべき事です。
それは分かっているけれど、それでもモノの増加は防ぎたいと思っている自分もいるように思います。
どうしても受動的になってしまう「モノを貰う」という行為。
どのようにすれば受動的なモノの増加を防ぐ事が出来るのか...。
模索中です...。