朝の、ゆっくりした時間が好きです。
家を出る時間ギリギリに起き、バタバタと用意をして出かけるのではなく、ゆっくりじっくり朝の時間を過ごす。
そんな時間を大切にしたいと考えています。
思い返せば、自分の父親は今の僕とは正反対な朝の時間を過ごしていました。
消防士だった父はスーツを着て通勤することはなく、ジーンズにTシャツ、そんなラフな格好で仕事に行っていました。
朝起きてから、そんなラフな服にすぐに着替えます。
そして、着替え後は朝食を摂る事もなく、すぐに洗面所で洗顔と歯磨きを終え、その足でバイクに跨って家を後にしていたのでした。
時間にして10分ほど...
朝起きてから無駄な行動が一つもない。
そんな感じでした。
「朝はギリギリまで寝ときたい。」
それが父の考えだと何度も聞かされていたのを今でも覚えています。
そんな父の姿を見て育った僕ではありますが、僕はその考えとは真逆で、出来るだけ朝の時間はゆっくりじっくり過ごしたいと考えているのです。
朝ギリギリまで寝たとしても、結局起きる時には起きるための頑張りが必要になる訳で、「眠いな〜」「嫌だな〜」という気持ちを乗り越えて起きなければなりません。
今の僕の仕事の場合、ギリギリまで寝たとしても6時半には起きなければ仕事に間に合いません。
仮に6時半まで寝たとしても、きっと起きる時にはそれなりの頑張りが必要になるのだろうと思います。
それが7時でも、8時でも同じなのではないかと思います。
そして逆に4時、5時に起きたとしても同じなのではないかと思っているのです。
10時頃までぐっすり眠る事が出来るのであれば、それは十分寝ることが出来ているだろうし、起きる時の負担は少ないように思いますが、そんな時間まで寝る事は現実的に不可能です。
であるならば、同じだけの頑張りが必要なのであれば、早く起きた方がお得なのではないかというのが僕の考えなのです。
4時に起きても、
5時に起きても、
6時に起きても、
結局は頑張りが必要だろうし、
「眠いな〜」「嫌だな〜」の気持ちを乗り越えなければならないのです。
朝ギリギリまで寝て、「眠いな〜」「嫌だな〜」の気持ちを抱えながら、バタバタと朝の身支度をする。
きっとそこに心の余裕はないだろうし、そんな余裕がない状態では朝からミスを連発してしまいそうになります。
家を出てから忘れ物に気づいたり、
エアコンのスイッチを切り忘れたり、
ズボンのチャックを閉め忘れたり、
そんなだらしないミスを連発するように思ったりもします。
であるならば、同じ頑張りを要するのであれば、1時間でも早く起きて、心にゆとりを持ちながら朝の身支度をする方がいいのではないかと思っているのです。
忘れ物やうっかりが多い僕にとって、心のゆとりは大切で、それがその日1日の充実度に大きく関わってくるのです。
心にゆとりが無い事により、
イライラしてしまったり、
ミスが多くなってしまったり、
そしてそんな状態になる事により、心の余裕が無くなってしまうのだと思います。
朝早く起き、ゆっくりする時間を過ごせている事により、僕の毎日にはゆとりがあるように感じています。
朝起きてコーヒーを飲みながら本を読む。
そしてシャワーを浴び、冷水も浴びる。
そんななんて事ない時間がある事により、その日1日をゆとりを持って過ごす事が出来ているのです。
これからも心にゆとりが持てるように、心に余裕が持てるように、朝のゆっくりした時間を大切にしていきたいと思っています。
そしてそれを心地良い毎日に繋げていきたいと思っています。