整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

後回しをしない良さを...

昨日の投稿に続き「後回し」ともう少し向き合おうと思います。

元々の僕は、基本的に後回しだらけだったように思います。

小学校の夏休みの宿題なんかは、典型的な後回しで、夏休みが終わる3日前位になってから慌てて片付けるといった感じだった事を覚えています。

「もっと計画的にしとけば良かった...。」

毎年そんな後悔の気持ちを抱えていました。

そんなつもりもないのに、その時の大変さに大きな後悔を抱えていたのでした。

そんな僕が行う夏休みの宿題の質は間違いなく低く、適当という言葉が1番当てはまるような内容の仕上がりだったように思います。

問題集は間違いだらけ...。

(というか問題を解く気なんかは全く無く、ただそれっぽい答えを書いているだけでした。)

日記の内容はよく分からない...。

(思い出しながら書いているので、有る事無い事書いていたように思います。)

急いで作った図工の作品は「なんじゃこれ」の仕上がり...。

長い夏休み、やる時間なんてたくさんあったのに、後回しにしていた事によりこのような状況を招いてしまっていたのでした。

小学校の6年間、計画的に宿題を終わらせたことなんてなく、毎年最後の3日間で追い込みを掛けながら終わらせるといった感じでした。

ただただ、やらされているだけで、

終わらせるためだけに取り組んでいるといった感じだったのです。

そんな気持ちで取り組んだとしても、

間違いなく取り組みの質は低かっただろうし、

間違いなく仕上がりの質も低かったのだと思います。

やらなければならない宿題、後回しにする事なく、計画的に取り組んでいたらどれだけの力をつける事が出来ていたのだろうと後悔の気持ちを抱えています。

それは学力だけでなく、計画的に物事に取り組む事が出来る能力を身に付ける事が出来ていたように思います。

そして、一つ一つを丁寧に取り組む事で、質の高いモノを仕上げる事が出来るという事を経験する事が出来ていたのだと思います。

そういった成功体験を積み上げる事が出来ていたのです。

小学校6年間という多感な時期に、そういった経験を積めなかった事に「もったいなかったな〜。」なんて気持ちを抱えているのです。

その後中学生になってからも、たくさんの事を後回しにしてきました。

テスト勉強なんかはその最たるものではないかと思っています。

僕が通っていた中学校では、中間テストや期末テストなどの定期テストの1週間前になるとクラブ活動が活動停止になる「テスト1週間前期間」がありました。

クラブ活動をせず、1週間は勉強を頑張りましょうという期間です。

勉強嫌いの僕でも、一応この期間は勉強に勤しんでいたのですが、もちろん学力の低い僕がこの1週間という短期間で成果を上げる事なんか出来ないのです。

結果が返って来る度に「はぁ〜」なんて憂鬱な気持ちを抱えていた事を覚えています。

「どうして結果が出ないんだろう...」

「俺はホンモノのアホなのか...」

そんな気持ちばかりを抱えていたのです。

今思うと当然の結果だと思うし、ある意味こういった状況も「後回し」が大きな要因になっていたのだと思います。

僕のような学力の低い人間はきっと毎日少しずつ復習や予習をしておかなければならなかったのだと思います。

教科書を見ながら事前に勉強したり、

その日のノートを見て学習を振り返ったり、

そういった時間を少しずつ取る必要があったのです。

当時の僕はそういった時間を取る事をせず、テスト1週間前期間にその勉強を後回しにしていたのでした。

毎日しなければならなかった事を、テスト1週間前期間に後回しにしていたのでした。

その結果、テスト1週間前期間には質の低い勉強しか出来ていない状況で、それがもろに成績に表れていたのでした。

当時の僕は「なんでだろ〜」なんて悩んでいましたが、やるべき事を後回しにしていたのだから当然の結果だと言えます。

小学校でも、中学校でもたくさんの「後回し」を積み上げてきた僕。

本来であれば、物事を計画的に取り組み、たくさんの成功体験を積み上げる事が出来ていたはずなのに、その積み上げがほぼない状況で大人になってしまったのでした。

思い返せば、小中学校の時の僕の身の回りはモノで溢れていたように思います。

兄と同じ部屋はモノが散乱し、足の踏み場もないような環境だったように思います。

両親も寛容だったからなのか、そんな2人にうるさく言うこともなく、そのままの状況が続いていました。

恐らく当時の僕は物事とじっくり向き合える環境が整ってなかったのではないかと思ったりもします。

もちろん、僕自身に「後回し」をしないという「意思」も無かったように思います。

それでももう少しじっくり物事と向き合える「環境」が整っていれば、状況も変わっていたのではないかと思ったりもします。

後回しと向き合い、何事も計画的に行える環境を整えておくべきだったのです。

「環境」のせいにするのは少しズルいのかもしれませんが、それでも心の成熟していない、心の弱い小学生や中学生にはある程度の環境は整えてあげるべきなのかもしれません。

別に両親を批判しようとも思っていないし、両親を攻める気持ちなんかこれっぽっちもありません。

ただ、やはりある程度の環境は整えてあげる事は必要ではないかと今思っています。

「後回し」をしない事の良さを、体感出来るような環境を整える事はある程度大人が整えてもいいのかもしれないとか今思っています。

ある程度ですが...。