よく「待ってくれている人がいるって幸せ。」だなんて聞いたりします。
仕事で帰りが遅くなっても、家で帰りを待ってくれている人がいる。
出稼ぎに行っても、家で帰りを待ってくれている人がいる。(いつの時代やねん!!)
そんな待ってくれている人がいるのって凄く幸せな事なんだと思います。
でもそれだけではなく、「待ちたいと思う人がいる」事も幸せなのではないかと思ったりもしています。
僕のパートナーは間違いなく僕よりも忙しくしている人です。
同じ仕事をしていますが、それでも僕よりも遅くまで働いているし、抱えている仕事量も僕よりも多くあるのではないかと感じたりもしています。
それはもしかしたら、ただ単純に僕よりも多く仕事を抱えているだけなのかもしれないし、
ただ単純に僕よりも要領が悪いだけで、一つ一つの仕事に時間が掛かっているだけなのかもしれません。
いずれにしても、僕よりかは確実に忙しくしているし、毎日家に帰って来るのも、確実に僕よりも遅い時間になっているのです。
一緒に暮らし出して早半年以上が経ちますが、彼女が僕よりも早く帰っていた事なんて一度もないし、休日も確実に僕よりも出勤する回数が多いように思います。
そんな僕よりも10000%忙しくしている彼女...
僕の帰りを待ってくれていた事なんて一度もありませんでした。
逆に、僕が彼女を待つ事は日常茶飯事だし、そんな毎日を過ごしている今日この頃なのです。
毎日のように彼女を待っている僕...。
そんな待っている時間は、実は僕にとっては苦痛ではないし、
むしろ「まだかな〜。」なんて楽しみを抱えながら待っている自分がいるように思ったりもします。
僕は確実に彼女の事が好きなんだと思います。
だから待っている事に苦痛を感じないし、それを楽しみながら過ごす事が出来ているのだと思います。
過去の僕は女性に対して割とたんぱくな人間だったように思います。
そんな僕が、彼女の帰りを楽しみに待っている。
それはすごい事だと思うし、そんな気持ちにさせてくれている人の事を大切にしなければならないのだと思います。
彼女とは一緒に暮らし出して、半年以上が経ちますが、それでも僕の気持ちが冷める事は今の所ないように思っています。
誰かに待ってもらう事も幸せなのかもしれないけれど、
それと同じくらい、待つ事に幸せを感じる事が出来る事も幸せなんだと思います。
恐らくこれからも彼女の方が帰ってくる時間は遅くなるのだと思います。
今日ももう少ししたら彼女が帰って来ます。
テンションが上がっている状況ですが、そんな些細な毎日を大切に過ごして行きたいと思っています。
今の一つ一つの喜びを噛み締める事ができる。
そんな自分でこれからもいたいと思っています。