整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

今を大切に

目の前にある事をただひたすら頑張る。

そんな姿勢を大切にしたいと思っています。

先の事なんか考えず、ただ目の前にある事だけを見つめて、一生懸命に取り組む。

もちろん、先の事を考えながら取り組む事も大切だとは思います。

でも、先の事を考え過ぎて、一つ一つの取り組みが消極的になってしまい、良い成果を上げることが出来ない場合もあるように思っているのです。

先の事を考え過ぎて、どこか目の前にある事が疎かになってしまう。

そんな事があるのではないかと思っています。

僕は今小学校の教師をしていますが、昔から教師になろうと考えてはいませんでした。

学生時代にしていたラグビーも、

大学卒業後に入った会社での営業も、

教師になるためにしていた事ではありませんでした。

教師になるために、ラグビーをしていた訳ではないのです。

ただただ、目の前にある一つ一つの練習を必死に取り組んでいたし、毎回の練習を100%出し切って、乗り越えることだけを考えて取り組んでいました。

そこには教師になるためなんていう考えはなかったし、何か将来のために取り組んでいた訳ではなかったのです。

目標であるレギュラーになる事や、花園に出場する事だけを考えて取り組んでいたのです。

先の事なんて考えず、ただただ目の前にある事だけに必死になっていたのです。

それはラグビーだけでなく、社会に出てからの営業でも同じだったように思います。

先の事なんて考えず、ただただ目の前にある業務に必死になっていたのです。

教師になるための社会経験の一つだなんて考えは全くなかったし、そもそも教師になろうだなんて思っていませんでした。

以前、若い同僚に「私も先生のように社会経験を積んだ方が良いのかな?」なんて事を言われたことがありました。

その同僚曰く、大学を出てすぐに教師として働いている自分は、社会の事を全く分かっていない、世間知らずな人間なのではないかとの事なのです。

僕から言わしてみると、社会の事を全く分かっていないのは、職種に問題があるのではなく、その本人に問題があるように思います。

また、世間知らずなのではないかという事に関しても、教師だけに限らず、企業で働いている人でも世間知らずな人は山ほどいる訳で、それに関しても職種ではなく、その本人に問題があるのではないかと思っています。

であるならば、与えられた今を大切にすべきだろうし、目の前にある事を必死に頑張る事が一番良いのではないかと思っているのです。

職種を変えた事により、何かが劇的に変わる訳ではないのだろうし、変わらないといけないのは自分な訳で、自分が目の前の事に必死に頑張る事が出来る自分になる事が一番なのだと思います。

先の事を考え、見据えながら行動する事も大切なのかもしれません。

ただ、そればかりになると、物事を慎重に見過ぎてしまい、取り組む姿勢が消極的になるのだと思います。

それは仕事だけでなく、勉強でも、部活でも、恋愛でも、遊びでも言える事ではないかと考えています。

ついつい先の事を考えてしまい、今頑張る事が疎かになることもあるのかもしれません。

その結果、良い結果を手にする事が出来ない事に繋がるのだと思います。

僕が今心地良く過ごす事が出来ているのは、今まで経験してきた事、取り組んで来た事をその時に精一杯取り組む事が出来てきたからだと思います。

思い描いた成果をその時に上げることは出来なかったのかもしれないけれど、それはそれで違った形で自分の力となって、今の僕を支えてくれているように思います。

先の事を考え過ぎて臆病になるのではなく、今を大切に、今を精一杯生きることが出来るようにしていきたいものです。